古今東西、一宿一飯。

古今東西の食べ物、料理を、その土地で味わいたい! 自分で作って食べてみたい!

新宿肉区の「パンとサーカス」で肉祭り〜

こんにちは、shulinkです。

 

本日は、29日。

つまり、肉の日なのです!

にくにくにくぅ~

というわけで、先日食べに行った、

新東京29区にある、「パンとサーカス

というお店のレポートです。

 

店内は、いたるところに、

ディスプレイがいっぱい。

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近未来酒場と看板にありましたが、

サイバーパンクなSF映画のイメージでしょうか。

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お通しは、軽く、豆のポタージュ

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胃にやさしく、肉祭りの準備です。

 

ウサギのサラダ

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ウサギ肉が入っていて、

ベリーソースがかかってます。

ウサギ肉は、鶏のささみのようにあっさり。

その昔、仏教では肉食を禁じていた時、

魚や鳥は食べても問題なかったため、

ウサギを鳥として食べる為に1羽2羽と

数えたそうです。

 

トドのルイベ

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トドは、アシカに似た哺乳類で、海岸近くに住んで、

魚やイカ、タコを食べるので、「海のギャング」と

呼ばれるそうです。

ルイベとは、一度凍らせた刺身を解凍途中で食べるもの。

味や食感は、クジラに似てました。

店員さんに、臭みがあるので、完全に解凍する前に

食べてくださいとアドバイスを受けたけど、その臭みを

楽しみたかったので、完全に解凍してから食べたら、

ちょっと臭みが増した程度、そんなにきつくなかった。

もっと臭みを楽しむために、もっと分厚いのも食べてみたい~

 

グルヌイユフリット

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グルヌイユとはカエルのことで、

フランス料理では皮をむいた骨つきの後足を用いるそうです。

ちなみに、「グルヌイユ」をネット検索したら、

フレンチレストランやパン屋さんが上位でヒットしました。

ここでは、そのカエルの後足をフリット(揚げもの)したもの。

鶏肉を柔らかく、あっさりとした感じで、淡泊な味でした。

 

肉シュークリーム

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クリームチーズと肉のペーストを

シュー生地でサンドしています。

 

肉祭りは、まだまだ続きますよ~

さて、メインのお肉が出てきましたよ。

 

駝鳥(ダチョウ、上)と鹿肉(下)のグリル

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ダチョウは、歯ごたえがあって、

鹿肉は牛ヒレ肉のように、かなり柔らかい。

どちらも、うま~い!

 

そして、シメは、ラム肉のラグーパス

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ラグーとは、煮込みのことで、

ラム肉を煮込んで作った、ミートソースを

かけたパスタですね。

 

さらに、カルボ飯という、

カルボナーラのパスタの代わりにご飯を入れたもの

を注文しようとしたけど、店員さんに、

「かなりボリュームありますよ」と言われたので、

仕方なく止めました。

自宅で、ぜったい作るぞ~

久々に、腹8分目で終わりました。

 

「華やいだ祭りの後~」

お肉の味を思い出しながら、

トボトボと帰途についたのでした。

 

パンとサーカス」とは、

古代ローマ帝国時代の、

民衆への食料と娯楽提供による福祉政策ですが、

国家に与えてもらうのが情けないですね。

民間(なんか嫌な言い方ですが)による、

自分たちで、もっと祭りを起こして、

もっともっと楽しめばいいのです。

堕落しなければ、人間ではない。

こちとら、江戸っ子、宵越しの銭は持たぬ。

 

では、また~

 

高田馬場のウイグル・トルコ料理「ウルムチ」

こんにちは、shulinkです。

 

先週、高田馬場にある、

ウイグルトルコ料理ウルムチ」に

行ってきました。

 

まずは、アイラン(AYRAN)という、

トルコ流ヨーグルトドリンクで乾杯。

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甘くない、塩味のラッシーですね。

最近は、氷なしで注文します。

 

レンズ豆のスープ

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シシカワブ(子羊肉の串焼き)

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ラム肉だから、柔らか~い。

 

セリクアシ(ウイグル流のソースかけ麺)

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冷やし中華みたいな食感。

これが発祥なのかな?

 

SIGARA BOREGI(トルコ流春巻き)

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大好きな羊乳チーズが入ってます。

 

ポロ(ウイグル流ピラフ)

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油をいっぱい使った、炊き込みご飯です。

具には、羊肉、玉ねぎ、人参が入っていて、

レーズンの甘みがアクセントになってます。

こってり好きにはたまらない。

 

トホ コルダク(ウイグル流 鶏肉と野菜の辛口炒め)

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かなり、じっくり煮込んでたようで、

注文してから、料理が出てくるまで、

かなり時間がかかってました。

 

トルコ流薄焼きピザ

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ピザといえば、イタリアですが、

発祥は、トルコなんですね。

最近、知りました。

以前、有名な舟形のピザも食べましたよ。

isshukuippan.hatenablog.jp

 

 

ウイグルとは、

中国の新疆ウイグル自治区のこと。

店名の「ウルムチ」は、その自治区の首都です。

 

なんで、地理的にもかなり離れた、

そのウイグルとトルコの料理が一緒に

なっているかというと、

ウイグル人というのは、トルコ系民族で、

宗教はイスラム教です。そして、古代から、

このあたりに住んでいたようです。

だから、トルコ料理との類似点も多いのです。

 

では、また~

 

映画「沈黙-サイレンス-」を観て考えたこと

こんにちは、shulinkです。

 

先日、1月に公開された、

映画「沈黙-サイレンス-」を観てきました。

遠藤周作の小説「沈黙」を原作にしたもので、

史実に基づいた時代劇です。

 

舞台は、江戸時代初期の日本。

島原の乱(1637年)に前後して、

江戸幕府キリスト教信仰を禁止し、

宣教師(司祭、神父)と切支丹(キリシタン)を

本格的に弾圧し始めた頃です。

 

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■あらすじ

 ポルトガル人の若き宣教師ロドリゴとガルペは、

 自分たちの師であり、日本で布教していたフェレイラ

 が江戸幕府の拷問により、キリスト教を棄てたとの

 知らせを受けた。2人は真相を確かめるべく、マカオ

 にいた日本人キチジローの案内で、長崎に密入国した。

 隠れキリシタンの村に歓迎され、一時、布教活動をする

 が、キチジローの裏切りにより、遂にはキリシタン狩り

 を長年担当していた長崎奉行に捕らえられてしまう。

 ガルペは処刑されようとしていた信者と共に殉教し、

 ロドリゴは、目の前で拷問される信者を助けるため、

 キリスト教を棄てて、日本で仏教徒として暮らす

 ようになった。それは、師フェレイラが歩んだ道と

 同じであった。

 

■歴史のお勉強

 学校で習った歴史では、踏み絵が日本全国で実施

 されたという印象でしたが、ほとんどの地域では、

 そんなことをする必要がなかったのでしょう。

 映画の中では、キリシタンを、教え諭すように

 仏教に改宗させようとする役人が描かれていました。

 キリスト教が日本には合わないのだという言い方で

 キリスト教を退けようとする理知的な方針でした。

 当時は、スペインやポルトガルによる大航海時代

 始まっており、先進国の植民地獲得競争もあり、

 当時のキリスト教の宣教師も、その動きを背景に

 して海外へ進出していきました。そういう時代では、

 当時の江戸幕府が強硬手段で外国の宗教を排除し、

 鎖国したのは賢明だったというのが最近の認識の

 ようです。

 

■信仰とは何か?

 現代の日本人の感覚では、

 なぜ踏み絵ができないのか?

 そんなに畏れ多いことなのか?

 という気がすると思います。

 多くの日本人は、どこかの宗派に属した仏教徒という

 ことになってますが、正月・お盆もあれば、クリスマス、

 バレンタインデー、さらにはハロウィンも祝うということ

 をやってます。宗教に寛容というか、無頓着という気も

 しますが、それで信仰心がないかというと、そうでもなくて、

 葬式や墓参りなどは生活習慣に深く根付いています。

 映画の最後の方で、宣教師ロドリゴが自分の心の声(神の声?)

 を聞き、キリスト教を棄てるというシーンがありますが、

 映画はタイトル通り、ほとんど音楽なしの「Silence」な

 演出だからこそ、できるのかなと思います。

 過剰な荘厳な雰囲気は宗教に似つかわしくないのでは?

 また、信じ続けるというのは、何も考えていないという

 気がします。疑うことから始めたデカルトは、近代の

 哲学や科学を創っていきました。

 ボクたちも、うっかり信じ込んでいることありますよね?

 スカウターの数値だったり、スマホの画面だったり・・・

 それから、例えば、1万円札を破ることができますか?

 できなければ、こんな紙切れに、それ以上の価値がある

 と信じ込んでいる証拠です。

 ま~ボクもできないですけどね・・・

 そういうところから、信仰というものができるのかな?

 と思います。

 

では、また~

 

思い出が 色とりどりに よみがえる

こんにちは、shulinkです。

 

先週、大学時代からの友人数人と

鶏料理居酒屋で飲んできました。

 

出会いは、大学入学して、すぐの時で、

ちょうど、この季節ですね〜

きっかけは覚えていないんだけど、

なぜか、いつも、授業の後や昼休みに

会っていました。

授業中に、前方の席にいたグループで

集まったのかも?

 

地方の大学だけど、偶然にも、みんな

東京で就職したので、社会人になって

からも、定期的に集まっていました。

時には、みんなで旅行したり、

マラソン大会に出場したこともあったなぁ〜

 

普段、大学時代のことは思い出さないけど、

ある友人が持っていた、卒業アルバムを

見せてもらったら、懐かしさと恥ずかしさで

いっぱいになりました。

 

集まった時に話すことは、思い出もあるけど、

たいていが、仕事のこと、お金のこと。

 

ボク以外は、責任ある立場で仕事している

ようなので、大変そうです。

それが「男の生きる道」なのでしょうけど、

下っ端は気分的にラクですよ〜

問題は、この先、何十年も働けるか?という

ことだと思うので、「細く長く続けること」が

ボクの人生戦略です。

 

今年1月に、高齢者の定義を75歳以上に

しようという、ある学会の提言がありました。

ということは、年金は75歳から支給で、

それまでは働いてくださいという、

政策に今後は変わっていくのでしょう。

 

それから、ふるさと納税は得か?という話も

しました。やったことがないので、今年こそ。

でも、先日、ふるさと納税の返礼品は寄付額の

3割以下に抑えるように政府から地方自治

に要請されるというニュースがありました。

お金が行き来するから、いい制度だと思うけど、

細かな制約があるのは残念です。そういう条件

とか書類上の手間とか、無駄な仕事がなくなると、

経済も活性化するんじゃないかと思うんだけど。

 

ボクも含め、友人全員、コンピュータ関連の仕事

をしているんだけど、その肝となる、データベース

の技術って、いつまでも変わらないね〜

という真面目な話題も。

いつまでも、誰が聞いたのか分からない神託に

任せていてもいいのだろうか?と思います。

 

そんな仕事の話や学生時代の話をしているうちに、

自分がやった、人工知能の研究についても、

このブログで書いていきたいと思い始めました。

少しずつ、思い出しながら、トボトボと・・・

 

あっ、料理の写真、ほとんど撮るの忘れたけど、

焼き鳥、唐揚げ、チーズ卵焼き、鶏レバと砂肝の野菜炒め、

どれも美味しかったなぁ〜

トリは、親子丼で締めて

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今更ながら、今年は酉年。

思い出に浸りながらも、

新しいことを取り込んでいきたいです。

 

では、また〜

 

駒沢公園で、オリンピック1964年大会を学ぶ

こんにちは、shulinkです。

 

先週、駒沢オリンピック公園

散策してきました。

 

東急田園都市線駒沢大学」駅を降りると、

首都高の高架と国道246号が走っていて、

けっこうガヤガヤとした印象でした。

 

駅近のスーパーは、マルエツ(maruetsu)

があり、でかでかと「午前1時まで営業」

と看板がありました。

 

通りの不動産屋さんのチラシを見ると、

1Kで家賃6~8万円、

2DKで10万7000円

という物件も。

 

それから、駅から15分くらい歩くと、

駒沢オリンピック公園に着きました。

 

不思議な塔を発見!

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1964年のオリンピック東京大会を

記念する塔らしいです。

五重塔をイメージしたのでしょうか。

 

それから、

東京オリンピックメモリアルギャラリーを見学。

1964年の大会当時の資料が展示してあります。

 

聖火リレートーチ(1.2kg)

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そんなに重くないけど、

これを持って走るのは大変ですね~

しかも、火がついているし、熱くないのかな?

 

そして、この聖火は、当時、日本全国を

駆け巡ったんですよね。

それが分かる地図がありました。

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今度の、2020年の東京大会でも、

日本全国を走るのでしょうか?

もし走るなら、聖火ランナー

ご当地の名物料理を食べながら、

走ると面白そう~

 

では、また~

 

東中野の韓国料理店「ソナム」で真っ赤なカムジャタン

こんにちは。さこりです。

 

ちょっと前、まだまだ寒い日の夜に

東中野の韓国料理店「ソナム」に行きました。

駅から徒歩数分、中央線の線路沿いにあります。

 

こちらの名物は…

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(鍋がかわいいぞ)

 

どん!

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カムジャタン。真っ赤です。

 

さてカムジャタン、「甘藷湯」とは…

韓国の鍋料理の一つ。カムジャはジャガイモ、タンはスープの意味。直訳するとジャガイモのスープになるが、ジャガイモのスープはカムジャククといって, カムジャタンは「豚の背骨とジャガイモを煮込んだ鍋」を示す。

 

はい。

ありがとうございます。

ウィキペディア先生にご出演いただきました。 

 

さて、こちらのカムジャタン

見た目はもう真っ赤っかなのだけど、

そのインパクトに反して辛味は意外とそうでもない。

 

(もちろんまったく辛くないということはない

というか、思い出して書いているだけで毛穴が開いて

じんわり汗をかいてきました。唐辛子ってすごい)

 

じゃがいも効果もあるかもしれないけど

そもそも、韓国の唐辛子はそうだって、

聞いたことがあります。

(出典不明ですが・・・)

 

なぜだろう。ちょっとこちらは宿題です。

 

じゃがいもはほとんど溶けていき、

豚の骨がゴロゴロと。

このスープがいい出汁でてますので

当然、シメは雑炊ですよ。

 

その日はそのほか、

 

出来立て混ぜキムチ

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これが発酵した一般的なキムチと異なり

白菜がシャキシャキ食感で美味しかったです。

 

そして韓国料理には欠かせない、チヂミと

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水餃子。

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などなど。

 

そして生マッコリも堪能。

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『春なのに〜』

冬のあつあつ鍋料理を振り返ってみました。

 

とはいえ汗がしたたる暑い季節に

「あえてカムジャタン!」もよさそうですね。

木成り八朔(はっさく)は、うまいなり~

こんにちは、shulinkです。

 

冬のフルーツは、いつも、

八朔(はっさく)なんだけど、

この時期になると、

木成り八朔(はっさく)という、

完熟したものがお店に並んでます。

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普通、八朔は、

12月に収穫し、貯蔵して1月~3月に出荷する

のが一般的ですが、

一部では、3月ごろまで木に成らせておき、

「木成り八朔」として出荷しているそうです。

こうすると、果汁も豊富になり甘味も強くなるようです。

 

ボクは、酸っぱい柑橘類が好きなので、

この木成り八朔を避けていたのですが、

最近、八朔も薄皮ごと食べると美味しいと

さこりさんに教えてもらったので、

食べてみました。

 

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程よい酸味が残っていて、

甘さと薄皮の苦みと相まって、

意外と美味しかったです。

これからも、しばらく、八朔に

お世話になります。

 

では、また~