古今東西、一宿一飯。

古今東西の食べ物、料理を、その土地で味わいたい! 自分で作って食べてみたい!

築地食べ歩き

こんにちは、shulinkです。

 

4月のことですが、

築地を食べ歩きしてきました。

 

まずは、築地場外市場の、

厚焼き玉子専門店「丸武」にて

f:id:sakolishu:20171204112319j:plain

焼きたての厚焼き玉子〜

f:id:sakolishu:20171204112333j:plain

 

それから、築地市場内に入り、

「茂助だんご」にて。

玉子雑煮と、

f:id:sakolishu:20171204112348j:plain

ぜんざいを食べました。

f:id:sakolishu:20171204112409j:plain

 

そして、また築地場外市場の屋台を散策

f:id:sakolishu:20171204112426j:plain

いちご串を食べました。

f:id:sakolishu:20171204112445j:plain

「串に刺さった、いちご、いちご〜」

場外の屋台を見て回るだけでも楽しいですね〜

 

この後、電車で豊洲へ移動し、

豊洲からお台場へ散策したのでした。

詳細は、こちら。

 

isshukuippan.hatenablog.jp

 

豊洲市場への移転は来年2018年10月に

決まったようですね。良かったです。

その豊洲市場の敷地内につくられる、

新しい商業施設「千客万来」も楽しみ

にしているので、無事にオープンして

欲しいです。

 

では、また〜

 

英国シック(5)横浜福富町のブリティッシュパブ「フルモンティ(FULL MONTY)」

こんにちは、shulinkです。

 

もう12月です。。。

そろそろ今年の整理をしていこうと思い、

以前に行ったお店で、書いてないのを

書いていきます。

 

10月のことですが、

横浜みなとみらいを散策した後、

 

isshukuippan.hatenablog.jp

 

福富町のブリティッシュパブ「フルモンティ(FULL MONTY)」

へ飲みに行きました〜

f:id:sakolishu:20171203105918j:plain

このお店、店主が英国人で、

お客さんの大半も欧米人でした。

ちょっと緊張です。英国研修旅行を思い出します。

 

まずは、乾杯〜

f:id:sakolishu:20171203105932j:plain

左は、ボクのラズベリーのサイダー(シードル)

右は、さこりさんのエールビール

 

そして、定番の、フィッシュ&チップス

f:id:sakolishu:20171203110101j:plain

白身魚のフライが、どっす〜んとのってます。

さっくさくで、本場の味が懐かしいです。

 

バンガーズ(ソーセージ)&マッシュ

f:id:sakolishu:20171203110116j:plain

マッシュポテトとグリーンピースが付いてきます。

ヨークシャープディング(左端)は追加でオーダーしました。

このヨークシャープディング、英国では見つけられなくて、

食べられなかったんです。

 

ハギス

f:id:sakolishu:20171203110131j:plain

ハギスとは、羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でた

英国スコットランドの伝統料理です。

ここにも、マッシュポテトとグリーンピースが付いてきます。

 

ミートパイ

f:id:sakolishu:20171203110152j:plain

ミートパイの中味

f:id:sakolishu:20171203110218j:plain

お肉が、ぎっしり詰まっていて、

さらに、チップス(ポテト)が付いているので、

今回は、かなりボリューミ〜

 

どれもこれも、英国旅行を思い出させる、本場の味でした。

が、予想以上にポテトの付け合わせがあって、

完食した頃には、もう当分いいかなという気分に。

食べ過ぎはいつものことですが。。。

 

さて、ここで、英国気分に浸ったところで、

先送りにしていた、英国研修の詳細報告を

今年中に書いていきたいと思います。

 

では、また〜

 

クリスマス・ファースト(1)ジンジャーマンショートブレッドビスケット

こんにちは、shulinkです。

 

今日から12月、1年が経つのは早いですね〜

12月といえば、師走。

お坊さんも、年越しの寺社参詣の準備で

忙しいというのが、師走の語源らしいです。

 

お坊さんでなくても、なんとなく、

年末年始にかけて、慌ただしい気分になりますが、

街はクリスマスに向けて、華やかな装いになってます。

 

こちらは、新宿サザンテラスのイルミネーション

f:id:sakolishu:20171202111632j:plain

雨が降った昨日、見てきました。

今年一番ナウい言葉で言えば、

「インスタ映え」してますね〜

f:id:sakolishu:20171202111647j:plain

そういえば、ボクの好きな、

プレミアムフライデー」はどこへ行ったのだろ?

 

こちらは、新宿ミナミルミのイルミネーション

f:id:sakolishu:20171202111701j:plain

奥には、新宿の時計塔ドコモタワーも

ライトアップされています。

 

さてさて、イルミネーションだけでは、

物足りないので、こんなものを用意しました。

f:id:sakolishu:20171202111718j:plain

Walkers(ウォーカー)の

ジンジャーマンショートブレッドビスケットです。

これは、英国の伝統菓子で、風邪予防に効く

ジンジャー(生姜)を食べて、このクリスマスの

時期に、家族の無病息災を願ったそうです。

また、香辛料が入っているので、日持ちする食べ物

として、長い冬の時期に作られるようになったと

いう説もあります。

ドイツのクリスマス菓子のシュトレンみたいに、

このジンジャービスケットを少しずつ食べていこう

と思います。シュトレンみたいに味は変わらない

だろうけど・・・クリスマスまで残るかな?

 

というわけで、今月は、クリスマス関連商品を売りたい

経営者の気持ちを「忖度(そんたく)」して、

「クリスマス・ファースト」でいこうと思います。

 

では、また〜

 

念願の?蒲田のベトナム料理「ミ・レイ」

こんにちは、shulinkです。

 

先月、蒲田のベトナム料理屋さん「ミ・レイ」

に行きました。

f:id:sakolishu:20171130132201j:plain

田町で用事があって、夜ごはんをこちらで

食べました。

そういえば、1年ほど前にも、この店に行った

のですが、満席で入れず、別のベトナム料理屋

さんに行きました。今回はちゃんと予約したので、

とりあえず1年越しの、念願がかないました、

忘れていましたが。。。

 

さて、お店に入ったら、ベトナム美女?がお出迎え〜

f:id:sakolishu:20171130132221j:plain

 

まずは、ミントたっぷりのモヒートで乾杯

f:id:sakolishu:20171130132258j:plain

 

ソーセージのせ蒸し米粉

f:id:sakolishu:20171130132318j:plain

蒸し米粉がぷにぷにです。

 

生春巻き

f:id:sakolishu:20171130132333j:plain

皮がモッチモチです。

 

揚げ春巻き

f:id:sakolishu:20171130132354j:plain

中華の春巻きとは違って、生春巻きを揚げている

ので、もっちもちです。

 

バインセオ(ベトナム風お好み焼き)

f:id:sakolishu:20171130132411j:plain

お好み焼きは、薄くパリッと焼いたクレープで野菜を巻いている感じ。

どれもこれも野菜たっぷりで、健康に良さそう〜

 

焼肉とスペアリブのせご飯

f:id:sakolishu:20171130132436j:plain

ここで、がっつりとお肉〜

 

ベトナムコーヒーで一息いれて、

f:id:sakolishu:20171130132449j:plain

 

さぁ、ここからは、怒涛のベトナムスイーツです。

 

チェーバーバ

f:id:sakolishu:20171130132508j:plain

ココナッツミルクベースの汁粉です。

タピオカやさつまいもが入ってます。

 

ベトナム風おしるこ

f:id:sakolishu:20171130132618j:plain

このミルク感が大好きです。

 

揚げさつまいも

f:id:sakolishu:20171130132641j:plain

 

今回も、たらふく食いましたー

 

では、また〜

 

お豚さんに大感謝〜

こんにちは、shulinkです。

 

本日は11/29、毎月恒例のお肉の日です。

もうそろそろ、年末ということで、

今年食べた豚肉の数々を振り返ります。

 

まずは、先日初めて行った、

名古屋名物みそかつ「矢場とん」にて、

わらじとんかつ!どっす〜ん。

f:id:sakolishu:20171130083809j:plain

みそだれとソースの2種類の味が楽しめました。

さこりさんは、鉄板とんかつ!

じゅーじゅーという音がまたうまそう〜

f:id:sakolishu:20171130083823j:plain

味噌汁はもちろん豚汁に変更しました。

追加で、アスパラ肉巻き

f:id:sakolishu:20171130083837j:plain

 

こちらは、6月に上海で食べた、焼き小籠包

f:id:sakolishu:20171130083851j:plain

その時の旅行記は、こちらです。

 

isshukuippan.hatenablog.jp

 熱々で美味しかったけど、食べ過ぎました。

上海での食べ歩きレポートがまだだったので、

年内には書くつもり。。。

 

そして、大阪で食べた、551の豚まん。

長らく関西に住んでいた、さこりさん曰く、

関西では定番らしいです。

f:id:sakolishu:20171130083908j:plain

その旅行記は、こちらです。

 

isshukuippan.hatenablog.jp

 

 

さらに、さこりさんが作ってくれた、煮豚〜

f:id:sakolishu:20171130083927j:plain

薄味で、肉がとろっとろでうまーい!

ついでに、大量にできたラードも美味。

このラードで、焼きそばを作ったら、

さぞうまかろうに。今度やってみよう〜

 

さて、今年もあと1ヶ月。

色々整理&片づけをしながら、

まだまだ新しい味を探していきます。

 

では、また〜

 

臨海都市散策(4)横浜:山手西洋館&スイーツ巡り

こんにちは、shulinkです。

 

先日、横浜山手の辺りを散策してきました。

まずは、横浜から、みなとみらい線に乗って、

元町・中華街駅に行きます。

駅からアメリカ山公園を通り抜け、

外国人墓地の横を通り過ぎ、

最初に訪れたのは、、、

 

エリスマン邸

f:id:sakolishu:20171129083309j:plain

併設されているカフェ「しょうゆ・きゃふぇ」で、

窓の外の木々を見ながら、

f:id:sakolishu:20171129083332j:plain

お昼ごはんを食べます。

f:id:sakolishu:20171129083358j:plain

キッシュとナポリタン

f:id:sakolishu:20171129083636j:plain

そして、食後のデザートとして、

f:id:sakolishu:20171129083654j:plain

このカフェ名物の生プリン!

f:id:sakolishu:20171129084201j:plain

黄色のニワトリの形をした容器から出てくるのは?

f:id:sakolishu:20171129084223j:plain

卵の黄身だけがポッと、生まれました。

f:id:sakolishu:20171129084249j:plain

甘いソースをかけて、少しずつ混ぜながら、

f:id:sakolishu:20171129084315j:plain

食べると、とってもクリーミ〜

f:id:sakolishu:20171129084331j:plain

さこりさんも、「こんなプリン、食べたことなーい」と

大・興・奮!でした〜

 

食後は、エリスマン邸内を見学し、西洋建築のお勉強

f:id:sakolishu:20171129084349j:plain

こういうサンルーム、いいですねー

元々の設計では、開放的なベランダだったそうですが、

日本の風土(風雨や冬の寒さ)に合わせるために、

サンルーム形式にしたそうです。

 

こちらの立体模型は、

f:id:sakolishu:20171129084417j:plain

横浜山手界隈の現在の姿です。

 

エリスマン邸を後にし、次に向かったのは、、、

 

カトリック山手教会

f:id:sakolishu:20171129084432j:plain

聖堂に入ってみました。

f:id:sakolishu:20171129084511j:plain

中央祭壇の下にあるのは、

f:id:sakolishu:20171129084544j:plain

「最後の晩餐」の彫刻です。

最近、やっと小説「ダ・ヴィンチ・コード」を読んだので、

(映画は公開当時に観たけど)

その中に登場した、ダ・ヴィンチが描いた「最後の晩餐」と

同じ構図か分かりませんが、ダ・ヴィンチの絵と似たような

人物配置の彫刻を間近で見れて、興味深かったです。

 

そして、次は、西洋菓子店「えの木てい」

f:id:sakolishu:20171129084606j:plain

こちらも、古い西洋館のひとつらしいですが、

ボクたちの目的は、この店オリジナルの、

チェリーサンドをお土産として、ご購入〜

 

横浜山手聖公会

f:id:sakolishu:20171129084628j:plain

 

横浜市イギリス館

f:id:sakolishu:20171129084652j:plain

この庭園にある、レンガの柱が気に入りました。

f:id:sakolishu:20171129084715j:plain

 

横浜外国人墓地からの夕景

f:id:sakolishu:20171129084736j:plain

 

港の見える丘公園からの夜景?

f:id:sakolishu:20171129084759j:plain

 

この後、元町の方へ降りて、元町商店街を散策し、

和食居酒屋さんで夕食。

そして、10分ほど歩いて、中華街を散策。

中華スイーツを散々食べ歩きました。

ごまあんまん、エッグタルト、豆花、

北京ダックのクレープ巻き、中華ドーナツを

買って、その場で食べて、

マーライコウをお土産として買って帰りました。

 

ほぼスイーツ巡りのための散策になってしまいました。

 

では、また〜

 

横浜みなと博物館の企画展「江戸へ魚を送れ!」と小泉武夫氏の記念講演

こんにちは、shulinkです。

 

先月の10/28(土)に、

横浜みなと博物館の、

企画展「江戸へ魚を送れ!―漁場としての横浜周辺の海―」

を見て、

f:id:sakolishu:20171128081804j:plain

小泉武夫氏の記念講演会「環東京湾の魚食文化」を

聴いてきました。小泉氏は、発酵学が専門で、多く

の食についてのエッセイを書いている学者です。

 

企画展の方は、江戸時代の魚料理はどんなもの

だったのか?また、その魚がどこから供給されて

いたのかを紹介しています。横浜も昔は豊かな

漁場だったそうで、高度経済成長期に衰退した

けど、近年また復活した様子も分かります。

ちなみに、常設展の方では、横浜の由来が

分かる展示があって、江戸時代までは、漁村

だった横浜が開国して港が整備されていく過程で、

埋め立てられた様子が分かります。

 

講演会の方では、いろんな魚料理が出てきます

が、どれもこれも美味しそうに話しているのが

印象的でした。

内容を目次にしてみると、こんな感じ、

 

(1)江戸前はどこからどこまでか?

   江戸前の定義を決めるために、小泉氏を含め、

   水産庁の分科会で議論し、2005年に、

   東京湾全域に決定しました。

   東京湾全域とは、1973年に決まった範囲で、

   内湾と外湾を含み、三浦半島と房総半島それぞれ

   の先端を一直線で結んだ範囲を指します。

 

(2)徳川家康は、なぜ江戸を本拠地に決めたのか?

   ・周辺に大河が5本くらいある世界有数の都市

   ・水運が発達し、内陸の農産物を運べる

   ・田畑で使った汚わいが川を流れ、虫もいっぱい

    ついて、下流プランクトンが豊富になる

   ・洲(デルタ地帯)では、甲殻類が豊富で、

    海苔の養殖も盛ん

 

(3)寿司には2種類ある

   ・「すし」の”す”は「酸っぱい」の”す”

    だから腐敗菌が来ない

   ・発酵した寿司:

    ふな寿司、さんま寿司、さば寿司など、

    なれ寿司と呼ばれるもので、ごはんと

    魚を桶に入れて、1ヶ月〜半年かけて

    発酵させた。縄文時代からある調理法で、

    現在、沖縄を除く46都道府県にある。

   ・早寿司:

    長く待っていられないから、ごはんに

    お酢を加えて、酸っぱくして食べる。

    大阪では押し寿司(箱に入れて上から押す)、

    江戸では握り寿司になった。

 

(4)江戸(関東)の食文化

   ・白身魚を好み、赤身はあまり食べなかった

    うまみより甘みを重視。鰹は別格。

   ・江戸のくさやは、むろあじを海水につけては

    干しを繰り返し、つけ汁の方が発酵して臭い

    から美味しい。

   ・江戸名物の佃煮は尾張から職人を連れてきて

    作らせた。美味しさの決め手は味醂

    小泉氏は甘酒で作った鯨の佃煮が一番とのこと。

   ・天ぷらは、白身魚を衣につけて揚げる

    さらに天丼が流行した。

    関西では、魚のすり身を油で揚げる。

   ・江戸のうなぎは白焼き

    蒸して脂を落としてから焼く。

    上方(関西)は、蒸さずに長焼き。

    昔ながらのうなぎ屋が浅草にあったけど、

    今は両国にあるお店が、2時間くらい

    かけてじっくり焼くそうです。

   ・マグロの食べ方

    赤身なら、しょうゆ漬け(20分くらい

    が一番美味しい)。トロは食わなかった。

   ・小肌は酢に合うので好まれた。

   ・江戸っ子は、しょうゆをつけると汚れる

    という理由で好まなかった。

   ・煎り酒:しょうゆの代わりに

    日本酒1升、梅干し、かつお節を火に

    かけて、5合分濃縮して、こしたもの

    刺身につけて食べた。

   ・白魚(しらうお):

    大川に上ってくるのを獲ったり、

    佃島によく集まってくる。

    昔は踊り喰いはなかった。

    天ぷらやかき揚げにして食べた。

   ・江戸時代の方が新鮮な魚を食べていた?

    日本橋の魚河岸では生け簀をもっていたから。

   ・忠臣蔵の裏設定:

    尾張の吉良と播磨の赤穂は、どちらも塩の

    特産地で、ブランドの奪い合いがあった。

 

(5)小説「幻の料亭・日本橋『百川』」

   小泉氏が著した、江戸屈指の料理屋「百川」

   の謎を追うものです。その謎とは、大繁盛

   していた料亭がなぜ突然、姿を消したのか?

   1つの理由は、幕府からの重税。

   もう1つの理由は、ペリー来航の際、饗応

   料理を一手に引き受けて、その代金を幕府

   からもらえなかったのではないか?

   その宴では、500人分(アメリカ人が

   300人、侍が200人)の料理を出して、

   72皿を92の材料を使って作ったそうです。

   その時の「百川」の主人の息子が安藤広重

   だったという。

 

小泉氏のお話は、学者の堅苦しさが全然なくて、

自身が本当に大好きなことを語っているので、

1時間半の講演もあっという間でした。

始終、うまそう〜と思いながら、聴いてました。

 

和食というものが確立した江戸時代の味を

探していくのも、これから楽しみです。

 

では、また〜