古今東西、一宿一飯。

古今東西の食べ物、料理を、その土地で味わいたい! 自分で作って食べてみたい!

傾奇者、犬を喰らう

こんにちは、shulinkです。

 

今日は「いい夫婦の日」ですね。

ある調査結果によると、

4割の夫婦は1日の会話時間が30分以下とのこと。

哲学者のニーチェは、

結婚相手には、いくつになっても会話ができるような

人を選べと言ったらしいです。その他のことは、

どうせ変わっていくものだから・・・

 

さて、先日、大久保にある、

延辺(えんぺん)郷土料理屋の「千里香」

に行ってきました。

延辺とは、北朝鮮との国境近くにある、

中国の延辺朝鮮族自治州のこと。

 

食べたメニューはこんな感じ・・・

・米マッコリ

・黒豆マッコリ

チャミスル(韓国の焼酎)

・キクラゲと豆苗の炒め

・松の実ととうもろこしの炒め

・羊串焼き(粉唐辛子とクミンシードたっぷり)

 →シルクロード

 →延辺味

・子羊串焼き

・鴨せせり串

・干豆腐(湯葉みたい)野菜巻き串

・小まんじゅう串

・羊の足丸焼き串(骨付きの、マンガ肉だ!)

・羊スジ肉串

・ラムマメ串

・犬肉スープ!

・中国の揚げパン(練乳につけて)

 

この犬肉が食べたくて、この店に行ったんだけど、

初めての犬肉は、意外と淡白で、

まさに羊頭狗肉の言葉どおり、

羊の方が美味しいかな~

 

ところで、

日本でも中世(鎌倉時代~戦国時代)までは、

普通に、犬を食べてたらしいですよ。

 

5代将軍の徳川綱吉は、武士の荒々しい風習を

止めさせる目的もあって、「生類憐れみの令」

というお触れを出して、戦国時代以来の、

殺伐とした風潮を改めようと試みたようです。

そして、その試みが成功し、江戸中期以降は

安全な社会に転換していったのです。

 

で、タイトルにある、「傾奇者」とは

どんな者かというと、こちらを参照ください。

 

この傾奇者たちは、江戸時代になってからも、

わざと犬肉を食べていたらしいです。

戦国時代から、平和な社会になっていく、

つまり、自分たちの自由が制限されることに

反抗していたのでしょうか?

 

では、また~