古今東西、一宿一飯。

古今東西の食べ物、料理を、その土地で味わいたい! 自分で作って食べてみたい!

はじめてのロシア料理「スンガリー」

こんにちは。さこりです。

 

以前shulinkさんがロシア料理の記事をアップしていましたが…

isshukuippan.hatenablog.jp

 

私のほうは、ロシア料理といえば

ピロシキとかボルシチとか、

メジャーな料理については

断片的には体験したことがあったものの、

がっつりと食べたことはなく…

 

ということで、行ってきました。

新宿東口のスンガリー。

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地下に広がる、隠れ家のような空間。

その雰囲気にまずテンションが上がります。

 

メニューを開けば、

なじみの薄いロシア語の長いカタカナメニュー名がずらり。

うーむ。。選べない。ということで珍しくコースを注文!

 

私は、ロシアの代表料理ビーフストロガノフを

メインにした「モスクワセット」を、

そしてshulinkさんは

グルジアウクライナの料理を集めた

黒海の月夜セット」をオーダーです。

 

前菜として2人共通で出てきたのはこちら。

マリノーブナヤ・ケタ

(ロシア式フレッシュサーモンマリネのブリヌイパンケーキ包み)

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ロシア人(?)の店員さんが作ってくれるのです。

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サワークリームをぬって・・・

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具を包み。

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完成!

これが美味しかったな〜

サワークリームとサーモン、オニオンの相性は言わずもがな、

また、ブリヌイパンケーキが

いい具合の厚さともっちり感。

これは家で再現したい。

 

続いて、「黒海の月夜セット」はこちら。

グリヴィーヴ・スミターニュ

(マッシュルームのつぼ焼きクリーム煮)

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パンの蓋を開けると。。

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一口もらったのだけど、

これがとってもクリーミーで、きのこ感も濃厚。

 

そして、両コース共通の

定番「ボルシチ

(牛肉と野菜の赤カブ風味スープ)

 

赤カブビーツは栄養価も高く抗酸化作用もあるというから

自分でも料理で使ってみたい野菜。

 

モスクワセットのメインは、

ビーフストロガノフ・オリギナリーニ

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これはね、間違い無いです。

 

黒海の月夜セットのメインは、

ゴルブッツィ

ウクライナ風ロールキャベツの煮込み焼トマトクリーム仕立て)

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ピロシキは焼きピロシキ

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カレーパンマンみたいで顔を描きたくなる。。

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さらに、念願だった

キエフ風カツレツも別でオーダー。

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キエフスカヤ・カトレータ

(骨つきチキン胸肉にハーブとガーリック風味のバターを包み揚げ)

 

ナイフを入れると、、バターがとろりと溶け出してくるのかと思いきや

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そうならないようにマッシュポテトに染み込ませているのですね〜。

 

食後にはロシアンティー。

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ローズジャム、きいちごとりんごのジャム、

ブラックベリーのジャムの3種類を食べながら飲み、

気に入った一種類を中に溶かし入れて。

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子供の頃から世界の料理辞典とか

古いお菓子のレシピ本などで見てその存在は知っていたものの。

ジャムと紅茶っていつでも再現できる組み合わせながら

なぜだろう、、家では試してみるテンションにもならず。

ということで、はじめてだったけどこれはデザート感覚でおいしい。

 

さて。

デザートはヴァトルシキ・ポ・スンガリーで〆。

(トゥボルグチーズのロシア風タルト)

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そうそう、ワインは、

グルジア産ワインをオーダー。

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なんでも、グルジアはワイン発祥の地ということ。

8000年前に世界ではじめてワインが生まれた場所らしいのです。

 

コース料理のいいところは

一呼吸おきながら一皿ひとさらをじっくり味わえるところ。

ついついがっついてしまう我々にとっては

ぴったりのシステムですよ。

 

さぁて、次はどこへ行こうかしら。