古今東西、一宿一飯。

古今東西の食べ物、料理を、その土地で味わいたい! 自分で作って食べてみたい!

紀伊半島横断旅行記(5)太地町でさらに、くじら料理三昧

こんにちは。さこりです。

和歌山県の、日本を代表する捕鯨基地

太地町に訪れた私たち。

 

最初の夜に泊まった

いさなの宿白鯨にてまずくじらフルコースをいただいたのは

前回の記事の通り。

太地町でのルートはshulinkさんのこちらの記事が詳しいです。

 

白鯨の海の見える部屋に宿泊し、

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一夜明けてその日のお昼のこと。

 

くじらの博物館は、ありがたいことに再入場可能だったので

見学途中でいったんランチタイムにすることに。

 

こんな気持ちのいい海沿いの道を歩いて…

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前日にリサーチしておいた「しっぽ」というお店へ。

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こちらもまた海の見える窓際の席に座り

メニューを開けばくじら料理がズラリ。

食べたことのないものを中心にオーダーしました。

 

まずこちらが、ミンクくじらのお造り。

f:id:sakolishu:20171029123941j:plainやっぱり脂たっぷりの皮部分と一緒に食べるのが最高。

 

そして、こちら初めての

くじらのほねはぎ。

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ゴンドくじらの骨のまわりの肉をゆでたもの。

くじら肉の旨味をシンプルに味わえる小鉢。これはおすすめ。

 

そして、くじらカツ。

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こちらも、竜田揚げや佃煮(大和煮とか)のような

調味料に漬け込む系、煮込む系とは異なり

くじら肉本来の味をシンプルに味わえる料理の一つ。

ソースをつけずに、塩胡椒のみで食べるとなおよし◎

 

で、こちらもはじめて!

くじらの生姜焼き。

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考えてみれば、

昔はくじらが日本人の主要なたんぱく源だったのだから

「生姜焼き」というド定番の家庭料理に使われるのが

くじら肉であってもなんらおかしくないわけで。

もちろん美味。

くじら肉は歯ごたえがあるから、

普通の生姜焼きよりも満足感アップのような。

 

そして!店内に置かれた小さな黒板

「本日のおすすめ」に目をやると…いるか刺身。

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もちろん再びオーダー。

 

満腹で店を後にして

その後は再びくじらの博物館でお勉強。

そして太地町から離れる前に…

博物館前のちょっとしたお食事処「竹とんぼ」にて

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くじらの刺身

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くじらの串カツ

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まさに2日間くじら三昧で船に乗って帰路につきました。

 

くじらを食べるということは、

捕鯨に賛成するということ。

とはいえ、賛成するのならば

相応の意見を持っていたいと思うから

勉強は続けるのでした。

 

次回は、shulinkさんがまたくじらについて

書いてくれることでしょう〜