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英国研修報告(7)先ず旅行英会話より始めよ

こんにちは、shulinkです。

 

今回は、英国研修報告として、

英会話について思ったことを書きます。

 

まずは、英国旅行中、どんな英会話ができたか?

というと、、、

 

・とりあえず挨拶

 ホテルのフロントにて、

 たいていスタッフの方から、

 「Hi」とか挨拶するので、それに応えて、

 こちらも「Hi」と言ってから、

 「I'd like to check in. I have a voucher.」

 と言って、日本で予約した時の確認票(voucher)

 を見せれば、あとは適当に答えて、OKでした。

 また、チェックアウト時は、朝なので、

 「Good morning.」とフロントスタッフに挨拶

 してから、「I'd like to check out.」と言えば、

 後は適当に処理してくれます。

 

 

・決まり文句を覚えよう

 レストランで注文する時は、

 メニューを指差しながら、「This one, please.」

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 または、ショーケースにある商品を

 指差しながら、「This one, please.」

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 そして、レストランの場合、ひと通り注文した後、

 「That's all.」と言って、注文は以上ですという旨

 を伝えます。

 

 パブ(飲み屋)の場合、

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 ビール(またはサイダー)の銘柄を言って、

 「London Pride, please.」と注文すると、

 店員からサイズを聞かれるので、

 「Half pint.」と応えます。

 「1 pint.」は日本の中ジョッキより少し大きいくらい

 なので、色々飲みたい場合は「Half pint.」が良いです。

 パブは、注文の度に現金で会計し、チップは不要です。

 

 タクシーに乗る場合、「Please go to Paddington station.」

 と行き先を告げ、料金を払う時は、チップとして、少し

 多めの金額を渡して、「Keep the change.」と言って、

 お釣りは受け取りません。チップは料金の10~15%

 が目安で、切りのいい金額が良いです。

 

 

・状況に応じて使い分けなければならない

 

 お店で、目の前にない特定の商品を探している時、

 「I'm looking for a goat cheese.」

 もっと単純に「Do you have ~.」でもいいと思います。

 

 色んな場所で、紅茶を注文する時、

 「Tea, please.」

 →カフェや飛行機内で注文する時に適当です。

 「I'd like to have a cup of tea.」

 →丁寧過ぎるけど、ロンドンのホテルでの

  アフタヌーンティーとかで頼む場合はいいのでは。

 「I want tea.」

 →これは、ちょっとくだけた表現で、

  家族や親しい人に頼む場合だと思います。

  それに、これって、発音が難しく、相手に聞き取って

  もらえないことがよくありました。なので、上記

  最初の2つを使い分けるのがいいのではと思います。

 

 

・過去形も未来形も使わなければいけない

 

 実は、入国審査時の係官との問答が一番

 難しかったです。

 入国の目的は何か?

 次はどこへ行くのか?

 英国滞在は何日間か?

 

 

・簡潔な表現が素晴らしいと思う

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 よくある街中にあるマップですが、

 赤枠で囲んだ、「You are here」とか「5 minute walk」

 とか、簡単な表現で分かりやすいです。

 日本語だと、「現在地」とか「徒歩5分圏内」になると

 思いますが、こういうシンプルさが英語の良いところ

 だなと思います。

 あと好きな表現として、

 「I have no idea(=I don't know).」

 というのもいいですね~

 

 

多くの日本人にとって、英語は、

快適に旅行するための道具であれば十分だと思います。

それから、日本に来た外国人観光客への案内ができれば、

なお良いですね。

これらのことを、先ず中学校の英語教育ですべきであって、

難しい文法とかスペルとかは後回しにすべきなのに、なぜ、

多くの国民の要望が、教育界に反映されないのでしょうか?

 教師たちに教える能力がないのか?

 英語は単なる学力選抜のための道具だからなのか?

分かりませんが、それでいて小学校から英語教育を始めよう

とするのは、何か根本的な目的を見失っていると思います。

 

英語という外国語を学ぶ場合、

テキストだけでは、どういう状況でその言葉を使っている

のか分かりません。それがまた学習を困難にしています。

子供たちからしたら、

 どんな場面で英語は使えるのか?

 さらに、なぜ英語を学ぶ必要があるのか?

 英語を話す国はどこ?その国の歴史は?

 その国のお金って、どんなの?

と興味が尽きないと思いますが、

それを科目というもので分断しているのは、

今の学校教育の欠点じゃないでしょうか?

それを総合的に教えられる教師に、小さい子供の頃に

出会えれば、あとは独学するというスタイルになると

理想なのですが・・・

 

 

さて、話がそれましたが、

英国研修報告は、あと1回あります。

 

つつ・・く~