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越中国旅行記(4)蕎麦屋「蕎文」、豪農の館「内山邸」の梅園

こんにちは、shulinkです。

 

先週22日(金)を休みにして、

4連休で、またまた越中国へ行ってきました。

 

北陸新幹線の車窓からの立山連峰

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直前に、キレイに見えますという、車掌のアナウンスがありました。

 

お昼ごはんに、高岡市蕎麦屋「蕎文(きょうぶん)」に行きました。

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店構えがめっちゃ変わってます。全くお店だと分かりませんでした。

店内も木の柱や土間など古風な感じが良いです。そして大きな火鉢も!

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この日は3人で行ったので、注文したのは、

 

鴨せいろ

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ゆずの風味と、鴨肉が出汁に染みていて美味しかったです。

 

ぶっかけ(おろしそば)

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他のそばに比べ少し太い田舎そばに大根おろしと冷たい出汁をかける、

越前そばと同じです。懐かしく美味しかったぁ〜

 

花まきそば

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温かいそばに海苔とわさびを入れて食べます。

 

そして、デザートとして、そばがきぜんざい

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スイーツとして食べる、そばがきって珍しいなあと思います。

このそばがき、すごく舌触りが滑らかで、甘さ控え目のぜんざい

と合っていて、美味しかったです。

もっと、どっしりとした食感を想像していたので意外でした。

お店の人に聞いたら、そば粉100%で作っているそうです。

ちなみに、お蕎麦の方は、そば粉と小麦粉が10:1だそうです。

 

 

そして、また別の日に、

富山市にある、豪農の館「内山邸」に行きました。

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見取図

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館の中はあまり入らなかったのですが、

所々にある、こういう門は風情があって良いです。

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裏庭の梅園がキレイでした。

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「・・・匂ひおこせよ 梅の花・・・」

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都合よく風は吹かないので、梅の花に自分の鼻を近付けてみると、

微かに甘酸っぱい香りがしました。

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梅つながりで、先月、初めて梅ヶ枝餅を食べました。

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この梅ヶ枝餅菅原道真が由来の太宰府名物ですが、

その道真が、権力闘争に負けて、太宰府へ左遷された時に詠んだ歌が

「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」

です。この歌の一般的な解釈としては、都落ちの無念を詠んだものだ

と思いますが、むしろ辛い権力仕事を離れて、ホッとしているのでは

ないかと考えるのは、庶民の発想かな?

 

では、また~