古今東西、一宿一飯。

古今東西の食べ物、料理を、その土地で味わいたい! 自分で作って食べてみたい!

2017年のくじら研究総括

こんにちは、shulinkです。

 

今年は、和歌山県太地町への旅行で、

くじら三昧が達成できました。

 

isshukuippan.hatenablog.jp

 

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そして、この時のお土産

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「炙りくじら」を食べました。

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ビーフジャーキーを柔らかくした感じで、

少し生臭いのが味わい深く美味しかったです。

写真で、薄く見えるところは、スジで

ホルモンのような食感でした。

 

 

また、先日、「食でたどるニッポンの記憶」

という本を読みました。

著者の小泉武夫氏については、

以下の記事で書きました。

 

isshukuippan.hatenablog.jp

 

この本で、小泉氏は、

鯨の一番うまい食べ方は、ペッパーステーキと

断言していました。

コショウは、粗挽きよりも粉末タイプの方が合う。

鯨は焼くと身がしまって固くなるので、歯ごたえ

があり、それを噛み切りながら食べるのが爽快らし

いです。うまそうですね~

1950年代には、鯨が日本人の動物性タンパク質

摂取量の76%も占めたそうで、1960年には

鯨を30万頭も獲っていたということです。

その後、時代が変わってしまったんですね。

ボクは、明らかに「時代が変わってしまった」

と感じる立場です。

 

また、この本では、小泉氏の実体験に基づいて、

ニッポンの食の変遷が書かれていますが、

昭和30年代までは野鳥や虫を捕まえて食べて

いたそうです。現代人には考えられないですね。

まだ、人間が地に足をつけて生きていた時代

だと思います。こういうことを知識としてだけ

ではなく、実践として、子供たちに教えようと

いう教師がもしいたら、尊敬します。

人間、まず喰うことが第一ですからね。

 

では、また~