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英国研修報告(3)ストーンヘンジ

こんにちは、shulinkです。

 

今回の英国研修報告は、

世界遺産ストーンヘンジ(Stonehenge)です。

 

旅行記は、こちら。

 

isshukuippan.hatenablog.jp

 

このストーンヘンジ

一時期、パソコンの壁紙にしていて、

ずっーと間近で見てみたいと思っていたのです。

そして、遂に念願かないましたっ!

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ストーンヘンジを上空から見ると、

f:id:sakolishu:20171222122022j:plain環状列柱石(ストーンサークル)になっているのが

分かりますが、間近で見たら、よく分からない。。。

というのが正直な感想です。

 

このストーンヘンジは、よく、

「行ってみたらガッカリ観光地」のトップに入る

ようですが、それは、このサークルというのを体感

できないからなんですね。なぜなら、この遺跡には

ロープが張られていて近づけないから。

 

石柱の各部分を詳しくみていくと、

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左上の赤枠の部分は、

まぐさ石(リンテル)と呼ばれ、

2つの支柱の上に水平に置かれています。

これは、ただ置かれているだけでなく、

右上の赤枠で示した突起に、はめ込む

ように作られています。

また、下の赤枠の石は、以前は直立して

いたけど、現在は倒れてしまったものです。

 

さらによく見ると、

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石柱の根元が崩れているため、補強されているようです。

また、表面にはコケがたくさん付いています。

 

このストーンサークルの外側に、

1つだけ単独に置かれている石柱があります。

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これは、ヒールストーンと呼ばれ、

この石とストーンサークルの中央とを直線で

結んだ延長線上に、夏至の日の太陽が昇るよう

に設計されているそうです。

よく、古代遺跡が出ててきたら、まずは天文学

結び付ける話が出てきますが、ストーンヘンジ

場合、このヒールストーンの位置が決め手になった

ようです。

 

そして、さらに、

ストーンヘンジの観光案内所である、

ビジターセンターには、色んな説明用パネルや

復元した遺跡があります。

 

ストーンサークルを中心とした村のイメージ

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実際に発掘された近辺の住居跡

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発掘調査を基に復元された住居

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藁葺き+土壁ですね。

日本の縄文時代の竪穴式住居より

発達しているようです。

 

さらに、この巨大な石柱群をどうやって運んだか?

という謎に関連して、

石を運ぶ様子も再現していました。

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引っ張ってみましが、もちろん、びくともしません。

 

続きまして、

ビジターセンターの最大のウリらしい、

360度のスクリーンにて、

ストーンヘンジのサークルの内側(中央)から見る、

日の出の映像が観れました。

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これは良かったですね~

これを実際に見れると感動的でしょうね。

毎年、夏至冬至には、ストーンヘンジ

数千人規模で集まって、お祭りをするそうです。

ちなみに、この360度スクリーン、実際には、

間があるので、240度くらいですけどね。。。

 

そして、現地調査も終わって、帰りのバスから見る、

遠くのストーンヘンジ

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こうして見ると、

少し高い場所にあるんですね。

憧れの場所も遠くなりにけり~

まだまだ謎多き遺跡なので、さらに詳しく調査していきます。

 

英国研修報告も、まだまだ続きます。。。

 

つつ・・く~