こんにちは、shulinkです。
今回の英国研修報告は、
旅行記は、こちら。
このストーンヘンジ、
一時期、パソコンの壁紙にしていて、
ずっーと間近で見てみたいと思っていたのです。
そして、遂に念願かないましたっ!
ストーンヘンジを上空から見ると、
環状列柱石(ストーンサークル)になっているのが
分かりますが、間近で見たら、よく分からない。。。
というのが正直な感想です。
このストーンヘンジは、よく、
「行ってみたらガッカリ観光地」のトップに入る
ようですが、それは、このサークルというのを体感
できないからなんですね。なぜなら、この遺跡には
ロープが張られていて近づけないから。
石柱の各部分を詳しくみていくと、
左上の赤枠の部分は、
まぐさ石(リンテル)と呼ばれ、
2つの支柱の上に水平に置かれています。
これは、ただ置かれているだけでなく、
右上の赤枠で示した突起に、はめ込む
ように作られています。
また、下の赤枠の石は、以前は直立して
いたけど、現在は倒れてしまったものです。
さらによく見ると、
石柱の根元が崩れているため、補強されているようです。
また、表面にはコケがたくさん付いています。
このストーンサークルの外側に、
1つだけ単独に置かれている石柱があります。
これは、ヒールストーンと呼ばれ、
この石とストーンサークルの中央とを直線で
結んだ延長線上に、夏至の日の太陽が昇るよう
に設計されているそうです。
よく、古代遺跡が出ててきたら、まずは天文学に
結び付ける話が出てきますが、ストーンヘンジの
場合、このヒールストーンの位置が決め手になった
ようです。
そして、さらに、
ストーンヘンジの観光案内所である、
ビジターセンターには、色んな説明用パネルや
復元した遺跡があります。
ストーンサークルを中心とした村のイメージ
実際に発掘された近辺の住居跡
発掘調査を基に復元された住居
藁葺き+土壁ですね。
日本の縄文時代の竪穴式住居より
発達しているようです。
さらに、この巨大な石柱群をどうやって運んだか?
という謎に関連して、
石を運ぶ様子も再現していました。
引っ張ってみましが、もちろん、びくともしません。
続きまして、
ビジターセンターの最大のウリらしい、
360度のスクリーンにて、
ストーンヘンジのサークルの内側(中央)から見る、
日の出の映像が観れました。
これは良かったですね~
これを実際に見れると感動的でしょうね。
数千人規模で集まって、お祭りをするそうです。
ちなみに、この360度スクリーン、実際には、
間があるので、240度くらいですけどね。。。
そして、現地調査も終わって、帰りのバスから見る、
遠くのストーンヘンジ
こうして見ると、
少し高い場所にあるんですね。
憧れの場所も遠くなりにけり~
まだまだ謎多き遺跡なので、さらに詳しく調査していきます。
英国研修報告も、まだまだ続きます。。。
つつ・・く~