古今東西、一宿一飯。

古今東西の食べ物、料理を、その土地で味わいたい! 自分で作って食べてみたい!

巣鴨のモンゴル料理「シリンゴル」で羊を喰らう

こんにちは、shulinkです。

 

羊特集3回目です。

 

先日、巣鴨散策をした時、

 

isshukuippan.hatenablog.jp

 

夜は、モンゴル料理「シリンゴル」で

食べてきました。

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案内された、お座敷の席の天井は、

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ゲル(モンゴル遊牧民の移動式住居)風でした。

 

まずは、乳製品を使ったドリンク

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左:アミールハイ

  アミールは、カルピス社がモンゴルの馬乳酒に

  近い味を開発した健康飲料です。

右:ヨーグルト酒

  球磨の恵みヨーグルトを100%使用したリキュール

 

羊肉野菜サンド

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北京ダックのように、小麦の皮に野菜や羊肉を

包んで食べます。

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皮がモッチモチで美味しかったぁ~

 

そして、やってきました~

チャンサンマハ(骨付き羊肉塩茹で)!

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ナイフが付いてきます。

これぞモンゴル!

モンゴル料理の中でも一番代表的な料理です。

これが食べたかったのです。

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ナイフで削いだり、かぶりついたりして、

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羊解体は続く・・・

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骨に近い肉が一番うまいっ!

自分のナイフさばきに、もしかして、

遊牧民の血が流れているんじゃないかな?

と思いました。

ソースは、鎮江香醋という中国の黒酢です。

肉を食べていると、羊の脂が白く固まって、

これもコクがあって美味しかったぁ~

 

羊肉(マトン)と格闘したので、

ドリンクを注文して一息

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左:赤ワイン(モンゴルと関係ないけど)

右:天然ココナッツジュース

  これもモンゴルと関係ないけど、

  ミルク感たっぷりで美味しかったぁ~

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赤ワインは、井筒ワインというブランドで、

信州ぶどう100%で作っていて、防腐剤等を

使用していない希少な純国産ワインだそうです。

まろやかな味で、これが、薬品が入っていない、

本来の味なのかぁ~と、ちょっと感動です。

 

シャルピン(羊肉のモンゴルおやき)

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羊肉、ネギ、白菜を小麦粉の皮で包み、

平たく伸ばしてフライパンで焼き上げたもの。

中国の内モンゴルで、庶民に大人気の料理だそうです。

 

ボーズ(羊肉蒸しまんじゅう)

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これもよくあるモンゴル料理です。

中身は羊肉、白菜、葱、生姜で、

豚肉の代わりに羊肉が入った小籠包

のようなものです。

 

さらに、ダメ押しの羊肉(マトン)です。

ワォーマハ(羊肉の胡麻ダレ)

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油が多く歯ごたえのある羊肉をスライスして、

胡麻ダレがかかっていて、パクチーなど薬味も

たっぷりで、羊肉のクセと絶妙です。

 

さて、そろそろシメに入ります。

スーテーツァイ(モンゴルミルクティー)

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塩っけのあるミルクティーです。

いわゆるバター茶です。

岩塩を自分で削って入れて、味を調節します。

バター茶は以前、ネパール&チベット料理

の時にも飲みました。似たような味です。

 

isshukuippan.hatenablog.jp

 

アーロール(モンゴル伝統のチーズ)

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メニューに、

「硬いチーズで飴のように口の中で舐めていると

 濃厚な味が出てきます。お茶に入れて、ふやかして

 食べるのもモンゴル流で良いかも」

と書いてありましたが、

いくら舐めても、

スーテーツァイ(モンゴルミルクティー)に入れても

柔らかくならず、石のようなチーズをずっーと舐めて

いました。。。チーズ好きとしては挑戦しないわけには

いきませんでしたが、、、あえなく撤退しました。

 

最後に、デザートとして、

ヘールサンマントゥ(練乳掛け揚げ蒸しパン)

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あまり味のない蒸しパンを油で揚げ

練乳をつけて食べます。

表面はカリッとして、中はふかふかで美味しい~

 

そして、20時になると、電気が消え、

馬頭琴の生演奏が始まりました~

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馬頭琴はモンゴルの弦楽器で、

毎晩シェフが弾いています。

舌だけでなく、目も耳も

モンゴルを満喫できましたぁ~

 

ただひとつ、

ボーブ(モンゴル揚げパン)が品切れで

食べれなかったのが心残りです。

卵とヨーグルト、砂糖とバターを小麦粉で混ぜ、

羊の油で揚げたものとメニューに書いてありました

が、店主曰く、中国の揚げパンにも似ているとのこと。

もしかして、以前に似たものを食べたかも?

 

isshukuippan.hatenablog.jp

 

 

モンゴル料理というと、

よく「白い食べ物」と「赤い食べ物」に

分けられるといいますが、

「白い食べ物」とは、牛、馬、羊の乳から

作られる食べ物のことで、

「赤い食べ物」というのは、肉を使った料理のこと。

今回、「赤い食べ物」は十分堪能したので、

今度は、「白い食べ物」を探してみたいと思います。

 

では、また~