こんにちは、shulinkです。
羊特集3回目です。
先日、巣鴨散策をした時、
夜は、モンゴル料理「シリンゴル」で
食べてきました。
案内された、お座敷の席の天井は、
ゲル(モンゴル遊牧民の移動式住居)風でした。
まずは、乳製品を使ったドリンク
左:アミールハイ
アミールは、カルピス社がモンゴルの馬乳酒に
近い味を開発した健康飲料です。
右:ヨーグルト酒
球磨の恵みヨーグルトを100%使用したリキュール
羊肉野菜サンド
北京ダックのように、小麦の皮に野菜や羊肉を
包んで食べます。
皮がモッチモチで美味しかったぁ~
そして、やってきました~
チャンサンマハ(骨付き羊肉塩茹で)!
ナイフが付いてきます。
これぞモンゴル!
モンゴル料理の中でも一番代表的な料理です。
これが食べたかったのです。
ナイフで削いだり、かぶりついたりして、
羊解体は続く・・・
骨に近い肉が一番うまいっ!
自分のナイフさばきに、もしかして、
遊牧民の血が流れているんじゃないかな?
と思いました。
ソースは、鎮江香醋という中国の黒酢です。
肉を食べていると、羊の脂が白く固まって、
これもコクがあって美味しかったぁ~
羊肉(マトン)と格闘したので、
ドリンクを注文して一息
左:赤ワイン(モンゴルと関係ないけど)
右:天然ココナッツジュース
これもモンゴルと関係ないけど、
ミルク感たっぷりで美味しかったぁ~
赤ワインは、井筒ワインというブランドで、
信州ぶどう100%で作っていて、防腐剤等を
使用していない希少な純国産ワインだそうです。
まろやかな味で、これが、薬品が入っていない、
本来の味なのかぁ~と、ちょっと感動です。
シャルピン(羊肉のモンゴルおやき)
羊肉、ネギ、白菜を小麦粉の皮で包み、
平たく伸ばしてフライパンで焼き上げたもの。
中国の内モンゴルで、庶民に大人気の料理だそうです。
ボーズ(羊肉蒸しまんじゅう)
これもよくあるモンゴル料理です。
中身は羊肉、白菜、葱、生姜で、
豚肉の代わりに羊肉が入った小籠包
のようなものです。
さらに、ダメ押しの羊肉(マトン)です。
ワォーマハ(羊肉の胡麻ダレ)
油が多く歯ごたえのある羊肉をスライスして、
胡麻ダレがかかっていて、パクチーなど薬味も
たっぷりで、羊肉のクセと絶妙です。
さて、そろそろシメに入ります。
スーテーツァイ(モンゴルミルクティー)
塩っけのあるミルクティーです。
いわゆるバター茶です。
岩塩を自分で削って入れて、味を調節します。
バター茶は以前、ネパール&チベット料理
の時にも飲みました。似たような味です。
アーロール(モンゴル伝統のチーズ)
メニューに、
「硬いチーズで飴のように口の中で舐めていると
濃厚な味が出てきます。お茶に入れて、ふやかして
食べるのもモンゴル流で良いかも」
と書いてありましたが、
いくら舐めても、
スーテーツァイ(モンゴルミルクティー)に入れても
柔らかくならず、石のようなチーズをずっーと舐めて
いました。。。チーズ好きとしては挑戦しないわけには
いきませんでしたが、、、あえなく撤退しました。
最後に、デザートとして、
ヘールサンマントゥ(練乳掛け揚げ蒸しパン)
あまり味のない蒸しパンを油で揚げ
練乳をつけて食べます。
表面はカリッとして、中はふかふかで美味しい~
そして、20時になると、電気が消え、
馬頭琴の生演奏が始まりました~
馬頭琴はモンゴルの弦楽器で、
毎晩シェフが弾いています。
舌だけでなく、目も耳も
モンゴルを満喫できましたぁ~
ただひとつ、
ボーブ(モンゴル揚げパン)が品切れで
食べれなかったのが心残りです。
卵とヨーグルト、砂糖とバターを小麦粉で混ぜ、
羊の油で揚げたものとメニューに書いてありました
が、店主曰く、中国の揚げパンにも似ているとのこと。
もしかして、以前に似たものを食べたかも?
モンゴル料理というと、
よく「白い食べ物」と「赤い食べ物」に
分けられるといいますが、
「白い食べ物」とは、牛、馬、羊の乳から
作られる食べ物のことで、
「赤い食べ物」というのは、肉を使った料理のこと。
今回、「赤い食べ物」は十分堪能したので、
今度は、「白い食べ物」を探してみたいと思います。
では、また~