こんにちは、shulinkです。
日本の戦国時代について、単なる政治劇や戦争の勝敗だけでなく、
飯の問題を絡ませながら、研究しようという試みです。
以下の疑問について調査しながら、具体的な合戦を分析してみたいと思います。
・武士や農民、商人はそれぞれ何を食べていたのか?
主食は白米?玄米?麦飯?
・石高(経済)と最大動員兵力数(軍事)の関係には、
米以外の農産物は考慮されているのか?
・戦場ではどんなものを喰っていたのか?
・戦場での略奪(乱取り)は一般的だったが、いつまで続いたのか?
・どのように兵糧調達していたのか?
兵站部隊(ロジスティックス)はどれくらいの割合だったのか?
具体的な合戦としては、例えば、
・1560年、桶狭間の戦い:
桶狭間田楽坪古戦場公園の案内板には、信長進軍ルートが示されている。
信長は出陣前に湯漬けを食べているけど、他の兵士は食べれた?
今川軍は本国からの遠征だけど、兵糧は何日分用意してた?
・1561年、川中島合戦(第四次):
上杉謙信が武田信玄の陣から煮炊きの煙が上るのを見て、明日総攻撃に
違いないと、信玄の策を見破るエピソードがありますが、煮炊きって、
毎日するんじゃないの?と思いましたが、どうなんだろ?
・1600年、上田城合戦(第二次):
珍しく籠城する側が勝利した合戦ですが、どれくらいの期間、
籠城する準備(兵糧何日分)をしていたのか?
上記のように、合戦するためには、物資調達が欠かせませんが、
その中でも兵糧をどのように調達していたのかを探っていくと、
戦国武将たちの戦術および戦略、それから政治思想も見えてくる
のではないかと考えています。
では、また~