古今東西、一宿一飯。

古今東西の食べ物、料理を、その土地で味わいたい! 自分で作って食べてみたい!

天災は忘れた頃にやってくる

こんにちは、shulinkです。

 

本日は、6年前に起きた東日本大震災での

体験と今後の対策を考えていきたいと思います。

 

まずは、防災ずきんをかぶって、気を引き締めて。

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体験といっても、東京にいたので、直接被災した

わけではありませんが、

地震発生当時、東京駅近くの職場で働いていました。

同僚が次々と帰っていく中、会社に泊まりました。

ただ、全然冷静ではなかったですね・・・

ほんとにオロオロしていた覚えがあります。

その時は、会社に泊まる方が少数派(同僚80人中5人くらい)

でしたが、今は会社に泊まることが推奨されていると思います。

なぜ、あの時、みんな、何キロも歩くなんて危険なことが

できたのか不思議です。

 

この大震災の、数年前に、帰宅支援マップの本とかを

読んでいたので、ボクも帰るべきだと考えましたが、

やはり、実際にやろうとすると危険だし、大変だし、

という思いの方が強くなりました。

それに帰るならば、ある程度、落ち着いてからの方が

安全だろうと、その時も今も思ってます。

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この時は、会社に泊まって翌日電車で帰りました。

それでも、普段の電車に乗れなくて、遠回りのルート

で帰って、いつもの3倍の時間がかかりました。

 

日常の心構えが重要だと言うけれど、

そんなこと、実際上は無理だと思います。

 

会社の防災訓練って意味あるの?と考えてみました。

一番ひどい職場では、

駿河湾震源とする地震が発生しました」と館内放送

があっただけで、自分たちは特に避難訓練もしませんでした。

それに、その職場では水と食料の備蓄はありませんとのこと、

これでは安心して仕事ができませんよ〜

今の職場では、先日訓練があったんですが、

個人用のヘルメットが机の下に常備されていて、

それをかぶって、避難訓練をしました。

その時に聞いた話が良かったですね。

「大地震が起きたら、

 会社ではコピー機が、自宅では冷蔵庫が

 恐ろしいほど、動くから危険だ」

とのこと。

まさか、そんな大きな物が動くなんて!と

驚きと共に、いい教訓でした。

 

以上を踏まえて、 今後の大震災での

心構え&対策をまとめると、

 

(1)自宅での家具の配置

   基本は、立っている時の、自分の頭よりも

   上には、落ちて危険なもの(割れ物や重い物)を

   置かないようにする。

   理想は寝ている時よりも、下にあるのが一番だけど。

   いずれにせよ、この機会に無駄な家具を整理して、

   家の中のモノを減らすのも対策のひとつだと思います。

   建物の倒壊が犠牲者が出る一番の原因だけど、

   家具の転倒や散乱により被害がさらに拡大するので、

   それを防ぐことは事前に対策できると思います。

(2)備蓄

   6年前の大震災の時は、首都圏でも、

   水やトイレットペーパーが2〜3週間くらい

   買えなかったですね。とりあえず、それくらい

   は確保しておいて、いざという時に、

   パニックにならないようにすることが大事だと

   思います。

(3)大地震発生時、会社にいたら、帰宅せずに泊る。

   休日に出掛けていたら?

   その時、考える・・・今後の検討課題です。

(4)家族とむやみに連絡を取り合わない。

   だから、事前に緊急事態発生時の申し合わせ

   をしておく。

(5)デマに惑わされない。

   これ、難しいですよね。

   現代人は情報に依存してますから。

   とりあえず、ネットで拡散している情報は

   疑うということでしょうか?

   これも今後の課題です。

 

いざ、大地震が発生したら、自分も含め、多くの人たちが

パニックになると思います。そうならないために、

ひとりひとりが、自分はその時どう行動するのか?と、

事前に考えておくことが重要だと思ってます。

そうすることで、あまり不安にならずに、

現在を安心して生きることができるのではと思います。

 

それから、以下のこと、自治体の方に提案ですが、

炊き出しの訓練を地域の祭りにしてしまうという

のはどうでしょうか?

自治体で備蓄していた食料を使って、住民が参加

して、炊き出しをして、みんなで盛大に消費する。

そして、また新たな食料を備蓄する。そこで発生

する自然なコミュニケーションが緊急時に活かせる

のかなとも思います。炊き出しの実際的な訓練にも

なりますし。

 

ちなみに、タイトルは、有名な慣用句ですが、

本来は、「いつ災害が起こるか分からないから、

油断しないようにしよう」という精神論的な意味

ではなくて、

地震とかは、そうそう起きるものではなく、

数十年ごとに起きるから記憶が薄れて忘れた頃に

起こる現象ということを言い表しています。

だから、防災には限界があるということを前提に

すべきだと思います。さらに、都市機能が高度に

発達しているので、いざ大災害が起きたら、被害も

甚大になります。「100年に1度」という大災害

は、そういう条件が重なって起こるので、今のうち

に、あらゆる機能を分散&縮小していくのが効果的

なのではと妄想しています・・・

 

では、また~

 

奥華子

こんにちは、shulinkです。

 

この、春になろうとしている時期、

奥華子の「春風」が聴きたくなります。

 

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写真左の、メジャーファーストアルバムに

「春風」は収録されています。

(写真右は、インディーズ時代のベスト盤)

このメジャーっていう言葉、いまだに疑問

なんだけど、それに対するインディーズって

いうのも分からない。何が違うの?

音楽の質が変わるのかな?

音楽ユーザーには関係ないことですよね。

 

インディーズ時代に、路上ライブしていた時、

自主制作CD約2万枚を手売りしたそうです。

1枚いくらで売ってたのか?知りたい・・・

 

さて、この「春風」という曲。

すごく情景が目に浮かぶのです。

学校を卒業して上京して、一人暮らしを

始め出した時期、引っ越ししたてで、

部屋の中がまだ片づいていない状態、

新しい街を自転車で巡っていることなど、

色々な場面を散りばめているから。

 

初期の頃に行ったライブが印象的で。

 

2006年3月12日

 秋葉原インストアライブ&サイン会(握手も)

初めてのライブ。まず、しゃべりがうまくて、

しかも、その話し方がかわいい。一曲一曲終わる

度に「奥華子です」と臆面もなく、自分の名前を

覚えてもらうのが、新人らしくて、とても感じが

良かったです。寒いことが気にならないくらいの

30分弱。終了後、CDを買って、サイン&握手

をしてもらった。

 

2006年4月26日

 東京タワーの大展望台にて

平日夜にも関わらず、大勢の観客が来てた。

キーボード上の手の動きが見えるくらい、

近くで観てました。

東京の夜景をバックに、

「魔法の人」を聴けて良かった。

このキラキラソングにぴったり~

終わった後も、夜景と共にしばし余韻に

浸ってました。

 

2007年8月24日

 池上本門寺での野外ライブにて

19時からスタートして、

「花火」が、夏の終わりの、

この季節、この時間帯にぴったりだった。

自転車で会場まで来てたので、

その帰り道も、夜空を見上げながら、

その歌声を思い出していました。

 

全曲(多分)、彼女自身で作詞作曲した歌を

歌っているんだけど、

ひとつひとつの歌に実感がこもっている

というか、実体験に基づいた歌という感じ

がします。あまり抽象的な言葉を使って

いないことが関係あるのかもしれないです。

ちなみに、歌詞検索サービスで、

絆というフレーズを使っているか調べてみたら、

彼女は使ってませんでした。

 

これからも、季節季節に合った曲を

聴いていけたらいいなと思います。

 

では、また~

 

神保町の「ビストロアリゴ」で、骨太なフレンチ

こんにちは、shulinkです。

 

先週、ずぅーと行きたいと思ってた、

フレンチレストランで食べてきました。

 

フレンチといっても、

古民家を改装した純和風の店構えで、

最初、気付かず、通り過ぎてしまいました・・・

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壁にメニューがありました。

そして、奥に入ると、

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こちらが入口になってました。

そして、2階に通され、畳敷きの和室で、

ワイワイガヤガヤと賑やかな空間で、

なんとも不思議な感じでした~

 

まずは、アリゴの「アリゴ」と、

お通しのバゲット

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この店名にもなっている、

アリゴとは、マッシュポテトに

たっぷりのチーズを練り込んだもの。

フランスのオーヴェルニュ地方は、

美味しいチーズの産地で、それを

使った郷土料理だそうです。

本場では、チーズがかなり入っているので、

よく伸びて、ねっとりした口当たりのようです。

このお店では、マッシュポテト感の方が

強かったですね。

このアリゴが一番の楽しみで、

ずぅーと食べたかったものなのです。

フランスの田舎の食堂とかに行くと、

このアリゴがまず、大きな皿にどどーんと盛られて

出てきて、食べ放題と聞いたことがあるんだけど、

本当かな?

それくらい、よく食べられるものということは

確からしいです。

 

キャロットラペ

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パテ・ド・カンパーニュ

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肉ポテトサラダ

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野菜のオーブン蒸し焼き

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他の料理に比べ、

かなり、あっさりとした味付けでした。

 

アリゴのオムレット

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サワークリームを添えて

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アリゴのカスレ

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フランス南西部の豆料理です。

様々な肉と白インゲンマメを長時間煮込んで

作るシチューのようなものです。

さらに、極太ソーセージも入ってました。

 

料理は、全体的に田舎風の濃い味付けで、

気取ったところのないのが良かったです。

(小洒落たフレンチって行ったことないけど)

このお店のキャッチコピーのとおり、

骨太なフレンチでした!

39~

アリゴとう!

 

では、また~

 

自宅でクリームティー(1)ロダス(Rodda's)のクロテッドクリーム

こんにちは、shulinkです。

 

早速、英国研究、始めてます~

まずは、本場の本格クリームティを

自宅で再現してみました。

 

先週末、JR新宿駅構内にある、

「Demerara Bakery」という、

スコーン専門店で、

スコーンとクロテッドクリームを購入~

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スコーン:アールグレイ(左)とプレーン(右)

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スコーン:いちじく&くるみ(左)とチョコチップ(右)

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そして、英国No1ブランド、

ロダス(Rodda's)のクロテッドクリーム

28グラムで330円!!

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イギリス南西部コンウォールで、

海からのミネラルをたっぷり含んだ牧草で

育ったジャージー牛の濃厚な生乳からできる

生クリームを低温オーブンで長時間じっくり

蒸し焼きにして作ったそうです。

 

クロテッドクリームの中味

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濃密に煮詰められたクリームの上にある黄色の膜は、

「クラスト」と呼ばれるもので、本物の証!

クリームの断面はこんな風になってます。

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表面上部に張る、シャリシャリとした膜(クラスト)は、

糖分が凝固したもので、その下に、トロっと

したクリームができます。

このクラストのざらざらした舌触りと甘み、

そして、その下の濃厚なクリームがうまい具合に

コントラストになって、美味しいのです。

 

そして、紅茶は一緒に買ったもので、頂きました。

こちらも、英国の老舗ブランド「マックウッズ」

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自社茶園で柔らかい若葉の先端3枚だけを

手摘みした厳選茶葉のみで作られているそうです。

あまり渋くない、すっきりとした味わいでした。

 

スコーンは、さっくりとした食感で美味しかった

のですが、中味が少しポロポロとする感じでした。

ボクは、しっとりとした食感が好きなので、今後は

そのようなスコーンを探していきたいです。

 

それから、クロテッドクリームは、少量だと

甘いスコーンに隠れてしまうので、もっと

大量のクリームを使うか、甘くないスコーン

を探していこうと思います。

それとも、クロテッドクリーム手作りに

挑戦する!?

今後の課題です。

 

では、また~

 

武蔵小杉のタイ料理「コピーピー」で、体ポカポカ~

こんにちは、shulinkです。

 

最近、徐々に暖かくなってきましたが、

1月の、まだ寒い時期に、武蔵小杉で

タイ料理を食べてきました。

「コピーピー(Koh phi phi)」というお店です。

 

まず、温まろうと思って、

タイのお鍋~

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ちょっと辛いタレにつけて食べる。

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タイの海老せんべい

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豚トロ炙り焼き東北スタイル

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タイ焼きそば「バッタイ」

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そして、ガパオライス

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鶏肉のココナツミルクスープ(トムカーガイ)

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この日は、すっごく寒かったけど、

タイ料理を食べて、体ポカポカ~と

暖かくなりました。

 

では、また~

 

週末は家でアヒージョ三昧(9)菜の花

こんにちは。さこりです。

ひっそり続けております、週末アヒージョ。

 

今回は、春を先取り「菜の花」!

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春の花束。

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ほのかな苦味が

冬ごもりした体を起こしてくれます。

季節限定の楽しみ。

 

苦味も食感も鮮やかな色味も残したいから

ふつふつしたアヒージョオイルで

さっと火を通すだけに。

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これでも火を通しすぎですな。

 

ちょうどカッテージチーズがあったから

いっしょに楽しみましたよ。

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我が家の定番となりつつある、

北新宿の小さなパン屋「ticopain」の

ペイザンといっしょに。

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こんなに食べ続けていて飽きない、

アヒージョの不思議!

啓蟄(けいちつ)や はじまりの時 訪れる

こんにちは、shulinkです。

 

ブログを書くようになってから、

二十四節気(にじゅうしせっき)を

気にするようになりました。

そして、 本日は啓蟄(けいちつ)。

冬籠りの虫が這い出るという意味で、

何か始まりそうな感じがします。

 

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這い出して、f:id:sakolishu:20170305145554j:image

歩き出す。

 

写真は、江戸東京たてもの園の、

マスコットキャラクター「えどまる」で、

宮崎駿がデザインしたものです。

この施設は、東京都小金井市の公園内にあり、

江戸時代から昭和初期にかけての建物が建ち

並んでいます。数年前に行きましたが、

学芸員さんが説明してくれるのがいいですね。

2001年公開の映画「千と千尋の神隠し」に

登場する建物のモデルになったものもあります。

 

昨年11月に放送された、

NHKスペシャル「終わらない人」という

番組の最後の方で、

宮崎駿が「毛虫のボロ」という長編映画を

企画しているとありました。

2019年公開の予定らしいです。

楽しみですね〜

 

かつて、映画「もののけ姫」を公開した時の

インタビューでも語ってました。

NHKトップランナーという番組でした。

1997年だから、ちょうど20年前ですね。

「もうひとつ、自分の気に入った企画があって、

 (「もののけ姫」と)どちらをやるかということで、

 かなり揺れ動いたんですけどね。

 ・・・

 小さな毛虫の話です、

 前から作りたいと思っている。

 長さが1.5ミリぐらいの。

 その毛虫たちの時間で世界を描こうと。

 雨粒なんかも、ひゅーと落ちてくるんではなくて、

 こんな大きな水粒が、フニャフニャ〜と落っこちてくる

 のが見える世界でね。

 ・・・

 それは今でも作りたいと思っているんですが。」

この企画を20年後に実現しようとしているようです。

スゴイ執念ですね〜

 

虫といえば、ナウシカの蟲ですね。

 1984年公開の映画「風の谷のナウシカ」の

続編が庵野秀明によって作られる!?と話題になった

ことがありましたが、あれ、どーなったんでしょうね〜

それも観てみたいです。

 

明日は月曜、

また一週間が始まります。

虫たちと一緒に、トボトボと

仕事に出掛けるかぁ〜

 

では、また〜