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紀伊半島横断旅行記(4)太地町でくじらフルコース料理

こんにちは。さこりです。

 

今回の紀伊半島横断旅行記の大きな目的だったのが、

国内最大の捕鯨基地、太地町を訪れること。

 

前回、shulinkさんが紹介してくれましたが、

isshukuippan.hatenablog.jp

 

太地町についた日の夜。

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宿泊先のいさなの宿「白鯨」でいただいたのが

くじらのフルコース料理です。

事前にしっかり予約しておきましたよ。

 

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どーん。

 

こちらで使用しているのは、

北大西洋で捕れた調査捕鯨の「イワシくじら」。

順にご紹介しましょう〜

 

まず先付けはこちら。

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左から、

・クジラ胡麻和え

・うでもののポン酢

うでもの、とは内臓を塩茹でしたもの。

ホルモンらしくクセがあって、お酒に合う。

・クジラ南蛮漬け

 

ちなみにお酒は冷酒、那智の滝を。

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そして!

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くじらの刺身。

手前のまだら模様の刺身は、くじら鹿の子。

ちょうどあごの肉を覆っている部分で、

脂肪の中に、肉が鹿の子状に散らばっています。

脂が口溶け良く、とっても美味。

刺身は過去、いろいろ食べてきましたが鹿の子は初めて。

ダントツに美味しかったです。

 

そして奥は、くじらの尾の身ですね。

背びれから尾の付け根までの背側にある

脂がのった霜降り状の肉。くじらの最高部位だとか。

 

続いて…

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赤肉・皮・畝 須のカルパッチョ

くじらは、赤身はもちろん皮の脂が絶品。

洋風の味付けのくじら料理って珍しい。

 

そして…

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くじらベーコン。

脂の部分など味がしっかりしているので

酢味噌と相性よし。

 

脇を固めるのは、

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くじらのハリハリ鍋。

ハリハリ…って、水菜のシャキシャキした食感から

来ているんですよね。

一口サイズのシメ、中華そばも嬉しい。

 

あっ、竜田揚げのみの写真がなかった。

 

さらに、さらに。

事前にお願いしていた……

f:id:sakolishu:20171027204426j:plainイルカの刺身!!

 

shulinkさんは以前食べたことがあるということですが、

isshukuippan.hatenablog.jp

私は初めて。

これが、クセがあまりなく身も柔らかく食べやすかったのです。

こちらもやはり白い脂部分と合わせて食べるのが美味でした。

 

 

……と、なぜここまで詳細に部位などレポートできるかというと

フルコースとともに、しっかりメニューと部位の説明がなされたから。

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捕鯨基地としてくじらのフルコースを提供する心意気が伝わります。

 

さて、くじら料理はこれに終わりません。

続きは、明日!