こんにちは、shulinkです。
先日、高輪のネパール&チベット料理屋さん
「レッサムフィリリ」で食べてきました。
品川駅高輪口から第一京浜をトボトボと
15分ほど歩いていきました。
「歩きたいのよ高輪~」
お店に行く前に、予習をして、
前回ネパール料理を食べた時と
同じメニューは食べないように
慎重に検討に検討を重ねて、
いざ参らん。
さて、お店に着くと、
重厚な店構えです。
窓やドアは、オーナーの故郷ネパールから運んだ
ものらしいです。
欄干にはマニ車が備え付けられています。
マニ車とは、これを回すと回転させた数だけ
お経を唱えるのと同じ功徳があるという便利?な
道具です。
店内も豪勢です。
調度品が素晴らしい作品になってます。
異国に来た気分になります~
そして、仏教美術
壁に、極彩色の絵画が掛けられています。
これは曼荼羅ですね。仏様の階層構造を描いています。
ネパール国民の8割はヒンドゥー教徒で、
1割が仏教徒ですが、仏教芸術は盛んなのでしょうか?
さて、まずは、お酒で乾杯~
左:チャン(Chang)
右:ジャイカテ(Jaykate)
どちらもネパールの地酒です。
チャンはお米のお酒で、マッコリを酸味強くした
感じで、美味しかったので、また飲みたいです。
どっかに売ってないかな?
チャンの金属の器も独特で風情があります。
さらに、ロキシー(Roxy)
スクティ(Sukuti)
自家製ジャーキー(羊肉)の野菜炒め
モモ(Momo)
蒸しギョウザ
これはネパール料理ですが、この店では、
チベット料理として紹介されていました。
左の白い皮の方が豚肉で、
右の茶色の方が野菜です。
こちらは皮が少し固いです。
パニールギュウマサラ(Panir gyu masala)
自家製チーズ(パニール)のバターソース添え
サグプーリ(Sagpuri)
ほうれん草の揚げパン
このパンをパニールギュウマサラにつけて食べます。
プーリとは、インドのチャパティと同じく全粒粉の
生地を薄い円形にのばし、油で揚げたものです。
分厚いクレープのようです。
アルべレコ(Alu bereko)
ポテトとカシューナッツのコロッケ
ぎっしりと詰まっていて、ナッツで
少し甘い味になってます。
ククラパテラ(kukura patela)
チキンカレーのオムレツ
もう少し辛かったら良かったかも。
辛さは注文できるので、すれば良かったです。
トゥクパ(Thukupa)
自家製手作り麺を特製スープで仕上げたヌードル
これは、チベット料理ですが、
同じチベット料理のチョウメン(焼きそば)と
迷ったのですが、チョウメンは前回のネパール料理
で食べたことが判明したので、今回は断腸の思いで
トゥクパにしたのですが、これが当たりでした。
うどんとラーメンを合わせたような食感の麺で
スープも美味しかったです。
アルコロティ(Alu ko roti)
薄焼きポテトパンケーキ(ヨーグルトソース掛け)
モッチモチで、最後に食べ応え十分でした。
ジャネコダル(Jhaneko dal)
レンズ豆のカレー
ネパール料理の定番のようです。
アルコロティにつけて食べました。
ダヒ(Dahi)
自家製ヨーグルト
カスピ海ヨーグルトのようにねっとりと、
濃厚でとろみが強くて、少し甘くて、
アルコロティ(ポテトパンケーキ)に
つけて食べましたが、美味しかったです。
最後に、チベッタンティー(Tibetan tea)
ティーカップの受け皿がまた豪華です。
ミルクティー(チャイ)にバターと塩が入っています。
いわゆる、バター茶というやつですが、
これ、飲んでみたかったのです。
バター感が少し薄かったですが、美味しかったです。
後日、自宅でも、紅茶にミルクを入れて、
さらにバターを入れて作ってみましたが、
わりと似たような味になりました。
さらに、モンゴルにもバター茶がありますが、
それも試してみたいので、モンゴル料理屋にも
行こうと思ってます。
「なぜ、ネパール料理とチベット料理を
一緒にしているのですか?」
と店員さんに聞いたのですが、
日本語があまりうまくないので、
こちらの意図が伝わらず、納得のいく
説明ではありませんでしたが、
両方の料理は似ているからということでした。
日本には、インド料理とネパール料理を
一緒に出しているお店が多いですが、
このお店は、チベット料理と一緒にして、
インド料理によくあるナンを出していない
など、強いこだわりがあります。
ちなみに、ネパールの国旗って、
世界で唯一四角形じゃなくて、
三角を2つ組み合わせた形をしています。
これだけで独特な感じがしますが、
中国とインド、2大国に挟まれた国が
生き残っていくためには様々な工夫が
必要なのでしょう。
また、今回のような独特なお店が
見つかったらいいなと思います。
では、また~