古今東西、一宿一飯。

古今東西の食べ物、料理を、その土地で味わいたい! 自分で作って食べてみたい!

つじあやの(1)出会い

こんにちは、shulinkです。

 

以前、音楽について書いた記事で紹介した、

isshukuippan.hatenablog.jp

一番好きなアーティスト、

つじあやのについて書いていきます。

 

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出会いは、CD屋さんで

2002年のジブリ映画「猫の恩返し

の主題歌としてリリースされたCD(写真右)

を見て、まずビジュアルが気に入りました。

そして、いわゆるジャケ買いしました。

多分、後にも先にも、これだけだと思う、

サンプルも聴かずに買ったのは。

 

聴いてみると、

声も気に入ったし、

女性なのに、僕と君という人称代名詞で

歌っているのも良かったです。

ウクレレ弾き語りというスタイルには、

最初はそんなに惹かれなかったけど・・・

 

それから、2003年にリリースされた

アルバム(写真左)を毎日のように聴いていました。

夜寝るときに、部屋を真っ暗にして、CDラジカセで。

 

まだまだ書きたいこと、あります。

初めて、ファンクラブなるものに入会しちゃったこと、

ライブの思い出などなど、

これから、少しずつシリーズで書いていきます。

 

最後に、

つじあやのが作詞作曲して提供した、

豊崎愛生「春風 Shun Pu」

www.youtube.com

桜が咲き始めた、

今の季節にぴったりの曲です。

 

つつ・・く~

 

Fool on the earth

こんにちは、shulinkです。

 

2017年度、あけましておめでとうございます。

 

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2016年度下期も終わって、

本日から新年度です。

このブログも、昨年10月から始めて、

ちょうど半年が経ちました。

 

これからは、もっと大風呂敷を広げて、

あらゆることに挑戦していきたいです。

 

そこで、このブログの

コンセプトを新たに追加しました。

 

「世界中の情報を集め、

 知識として蓄えて、

 さらに、知恵へ高めていくことを目指します。」

 

ちょっと前のめりですが・・・

 

最近よく思うことがあります。

やっぱり「寄らば大樹の陰」という戦略は

有効ではないのではないか?

ボクの使っている携帯電話(ガラケー)を

製造した会社はどうなってしまうのでしょう?

10年くらい使っているけど、全然壊れないから、

まだまだ使いたいと思っているんだけど・・・

 

だから、自分の価値観で、自分が思い描いたことを

周りにバカにされても追求し続けていくよ!

 

本年度も、よろぴくぅ~

 

お気に入りの本「森の生活~ウォールデン」

こんにちは、shulinkです。

 

本日は、月末の金曜だけど、

いつの間にか、プレミアムフライデー

ほとんど話題にならなくなりましたね。

悲しい限りです。

本当は、政策的に決めるのではなくて、

もっと自然な形で休めるようになると

いいのですが・・・

 

人間は、いつから文明に浸った生活を

送るようになったのか?

もっと素朴な生活はできないものか?

そんなことを考えさせる本を紹介します。

 

本「森の生活~ウォールデン」

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真ん中にある、ポケットサイズの本は、

先日の記事で紹介した、アメリカの

ボストン近くの、コンコードという町で

買って来たものです。

isshukuippan.hatenablog.jp

 

ボクのお気に入りの本です。

愛読書というくらい、いつも手元に

置いて、読み返しています。

 

著者は、

ヘンリー・デイヴィッド・ソローHenry David Thoreau

という、19世紀のアメリカ合衆国の作家・思想家・詩人・

博物学者です。

原題は「WALDEN Or, Life in the Woods」

WALDENというのは、ボストン旅行記の記事でも書いた、

ウォールデン湖という、大きめの池のことです。

著者が、そのウォールデン湖のほとりに、

小さな家を自分で建てて、約2年独りで暮らした時の

記録をエッセイの形でまとめたものです。

エッセイというと、軽い感じですが、

思想書という方がふさわしいと思います。

 

この本との出会いは、

大学生の時、生協の本屋さんで、

ぶらぶらと、文庫本コーナーを立読みしていて、

たまたま手にとって、読んでみたら、

まさに探し求めていた言葉が書いてある!

と感じました。

 

ちなみに、学生時代、やたらと岩波文庫

買って集めていました。

なんとなく、格調高く、インテリっぽく

見えるので。完全に見栄ですね、あはは・・・

難しくて、今でもよく分からない本が

まだ本棚に眠ってます。

 

でも、この本は違って、書いてあることが

すぅーと自分の心に入っていくようでした。

自給自足の実践から得た、著者の知恵が、

自分の心を奮い立たせるということを

何度も経験してきました。

 

以下、本からの引用です。

「ひとは暗闇のなかでも自分自身を見失わないで

 いられるように、なるべく質素な身なりをして

 いるべきである。また、あらゆる点で簡素を

 旨とし、不測の事態にそなえて暮らしていれば、

 敵が町を占領しても、かの古代の哲学者のように、

 悠々と手ぶらで城門を出ていくことができる。」

 

まさに、こんな境地に達したいと思いながら、

生きてきましたが、まだまだ程遠い・・・

捨てられない本をいっぱい抱えて、部屋の片づけ

もできない分際ですし。

 

これからも、時々、こんな感じで引用しながら、

この本を紹介していきたいと思います。

 

では、また~

 

捨てようか迷っている本を集めてみた

こんにちは、shulinkです。

 

最近、片づけをしているので、

捨てようか迷っている本を

集めてみました。

 

漫画「エンジェル・ハート

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全然、途中なんだけど、

まだ連載しているのかな?

漫画「シティーハンター」の方は

完全版で全巻持っているけど、

これは当分捨てられないです。

 

漫画「ジョジョの奇妙な冒険

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これも、第1部から3部までの途中・・・

4部からも読みたいと思っていたけど、

気が遠くなるるるぅ~

 

地図

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引っ越し先を検討していて、

買ったけど・・・

 

仕事関連で勉強した本

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経理と財務とか企業会計システム開発

プロジェクトを担当していた時に買って、

勉強したけど、いまいち実感としての、

お金の動きが分からなかったなぁ~

 

その他、雑多な文庫本など

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何冊かの本はこれから紹介するかも・・・

 

全部、積み上げると

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けっこうなボリュームですね~

さて、これから、

また大いに悩もうかな・・・

 

では、また~

 

新宿肉区の「パンとサーカス」で肉祭り〜

こんにちは、shulinkです。

 

本日は、29日。

つまり、肉の日なのです!

にくにくにくぅ~

というわけで、先日食べに行った、

新東京29区にある、「パンとサーカス

というお店のレポートです。

 

店内は、いたるところに、

ディスプレイがいっぱい。

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近未来酒場と看板にありましたが、

サイバーパンクなSF映画のイメージでしょうか。

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お通しは、軽く、豆のポタージュ

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胃にやさしく、肉祭りの準備です。

 

ウサギのサラダ

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ウサギ肉が入っていて、

ベリーソースがかかってます。

ウサギ肉は、鶏のささみのようにあっさり。

その昔、仏教では肉食を禁じていた時、

魚や鳥は食べても問題なかったため、

ウサギを鳥として食べる為に1羽2羽と

数えたそうです。

 

トドのルイベ

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トドは、アシカに似た哺乳類で、海岸近くに住んで、

魚やイカ、タコを食べるので、「海のギャング」と

呼ばれるそうです。

ルイベとは、一度凍らせた刺身を解凍途中で食べるもの。

味や食感は、クジラに似てました。

店員さんに、臭みがあるので、完全に解凍する前に

食べてくださいとアドバイスを受けたけど、その臭みを

楽しみたかったので、完全に解凍してから食べたら、

ちょっと臭みが増した程度、そんなにきつくなかった。

もっと臭みを楽しむために、もっと分厚いのも食べてみたい~

 

グルヌイユフリット

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グルヌイユとはカエルのことで、

フランス料理では皮をむいた骨つきの後足を用いるそうです。

ちなみに、「グルヌイユ」をネット検索したら、

フレンチレストランやパン屋さんが上位でヒットしました。

ここでは、そのカエルの後足をフリット(揚げもの)したもの。

鶏肉を柔らかく、あっさりとした感じで、淡泊な味でした。

 

肉シュークリーム

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クリームチーズと肉のペーストを

シュー生地でサンドしています。

 

肉祭りは、まだまだ続きますよ~

さて、メインのお肉が出てきましたよ。

 

駝鳥(ダチョウ、上)と鹿肉(下)のグリル

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ダチョウは、歯ごたえがあって、

鹿肉は牛ヒレ肉のように、かなり柔らかい。

どちらも、うま~い!

 

そして、シメは、ラム肉のラグーパス

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ラグーとは、煮込みのことで、

ラム肉を煮込んで作った、ミートソースを

かけたパスタですね。

 

さらに、カルボ飯という、

カルボナーラのパスタの代わりにご飯を入れたもの

を注文しようとしたけど、店員さんに、

「かなりボリュームありますよ」と言われたので、

仕方なく止めました。

自宅で、ぜったい作るぞ~

久々に、腹8分目で終わりました。

 

「華やいだ祭りの後~」

お肉の味を思い出しながら、

トボトボと帰途についたのでした。

 

パンとサーカス」とは、

古代ローマ帝国時代の、

民衆への食料と娯楽提供による福祉政策ですが、

国家に与えてもらうのが情けないですね。

民間(なんか嫌な言い方ですが)による、

自分たちで、もっと祭りを起こして、

もっともっと楽しめばいいのです。

堕落しなければ、人間ではない。

こちとら、江戸っ子、宵越しの銭は持たぬ。

 

では、また~

 

高田馬場のウイグル・トルコ料理「ウルムチ」

こんにちは、shulinkです。

 

先週、高田馬場にある、

ウイグルトルコ料理ウルムチ」に

行ってきました。

 

まずは、アイラン(AYRAN)という、

トルコ流ヨーグルトドリンクで乾杯。

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甘くない、塩味のラッシーですね。

最近は、氷なしで注文します。

 

レンズ豆のスープ

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シシカワブ(子羊肉の串焼き)

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ラム肉だから、柔らか~い。

 

セリクアシ(ウイグル流のソースかけ麺)

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冷やし中華みたいな食感。

これが発祥なのかな?

 

SIGARA BOREGI(トルコ流春巻き)

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大好きな羊乳チーズが入ってます。

 

ポロ(ウイグル流ピラフ)

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油をいっぱい使った、炊き込みご飯です。

具には、羊肉、玉ねぎ、人参が入っていて、

レーズンの甘みがアクセントになってます。

こってり好きにはたまらない。

 

トホ コルダク(ウイグル流 鶏肉と野菜の辛口炒め)

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かなり、じっくり煮込んでたようで、

注文してから、料理が出てくるまで、

かなり時間がかかってました。

 

トルコ流薄焼きピザ

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ピザといえば、イタリアですが、

発祥は、トルコなんですね。

最近、知りました。

以前、有名な舟形のピザも食べましたよ。

isshukuippan.hatenablog.jp

 

 

ウイグルとは、

中国の新疆ウイグル自治区のこと。

店名の「ウルムチ」は、その自治区の首都です。

 

なんで、地理的にもかなり離れた、

そのウイグルとトルコの料理が一緒に

なっているかというと、

ウイグル人というのは、トルコ系民族で、

宗教はイスラム教です。そして、古代から、

このあたりに住んでいたようです。

だから、トルコ料理との類似点も多いのです。

 

では、また~

 

映画「沈黙-サイレンス-」を観て考えたこと

こんにちは、shulinkです。

 

先日、1月に公開された、

映画「沈黙-サイレンス-」を観てきました。

遠藤周作の小説「沈黙」を原作にしたもので、

史実に基づいた時代劇です。

 

舞台は、江戸時代初期の日本。

島原の乱(1637年)に前後して、

江戸幕府キリスト教信仰を禁止し、

宣教師(司祭、神父)と切支丹(キリシタン)を

本格的に弾圧し始めた頃です。

 

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■あらすじ

 ポルトガル人の若き宣教師ロドリゴとガルペは、

 自分たちの師であり、日本で布教していたフェレイラ

 が江戸幕府の拷問により、キリスト教を棄てたとの

 知らせを受けた。2人は真相を確かめるべく、マカオ

 にいた日本人キチジローの案内で、長崎に密入国した。

 隠れキリシタンの村に歓迎され、一時、布教活動をする

 が、キチジローの裏切りにより、遂にはキリシタン狩り

 を長年担当していた長崎奉行に捕らえられてしまう。

 ガルペは処刑されようとしていた信者と共に殉教し、

 ロドリゴは、目の前で拷問される信者を助けるため、

 キリスト教を棄てて、日本で仏教徒として暮らす

 ようになった。それは、師フェレイラが歩んだ道と

 同じであった。

 

■歴史のお勉強

 学校で習った歴史では、踏み絵が日本全国で実施

 されたという印象でしたが、ほとんどの地域では、

 そんなことをする必要がなかったのでしょう。

 映画の中では、キリシタンを、教え諭すように

 仏教に改宗させようとする役人が描かれていました。

 キリスト教が日本には合わないのだという言い方で

 キリスト教を退けようとする理知的な方針でした。

 当時は、スペインやポルトガルによる大航海時代

 始まっており、先進国の植民地獲得競争もあり、

 当時のキリスト教の宣教師も、その動きを背景に

 して海外へ進出していきました。そういう時代では、

 当時の江戸幕府が強硬手段で外国の宗教を排除し、

 鎖国したのは賢明だったというのが最近の認識の

 ようです。

 

■信仰とは何か?

 現代の日本人の感覚では、

 なぜ踏み絵ができないのか?

 そんなに畏れ多いことなのか?

 という気がすると思います。

 多くの日本人は、どこかの宗派に属した仏教徒という

 ことになってますが、正月・お盆もあれば、クリスマス、

 バレンタインデー、さらにはハロウィンも祝うということ

 をやってます。宗教に寛容というか、無頓着という気も

 しますが、それで信仰心がないかというと、そうでもなくて、

 葬式や墓参りなどは生活習慣に深く根付いています。

 映画の最後の方で、宣教師ロドリゴが自分の心の声(神の声?)

 を聞き、キリスト教を棄てるというシーンがありますが、

 映画はタイトル通り、ほとんど音楽なしの「Silence」な

 演出だからこそ、できるのかなと思います。

 過剰な荘厳な雰囲気は宗教に似つかわしくないのでは?

 また、信じ続けるというのは、何も考えていないという

 気がします。疑うことから始めたデカルトは、近代の

 哲学や科学を創っていきました。

 ボクたちも、うっかり信じ込んでいることありますよね?

 スカウターの数値だったり、スマホの画面だったり・・・

 それから、例えば、1万円札を破ることができますか?

 できなければ、こんな紙切れに、それ以上の価値がある

 と信じ込んでいる証拠です。

 ま~ボクもできないですけどね・・・

 そういうところから、信仰というものができるのかな?

 と思います。

 

では、また~