古今東西、一宿一飯。

古今東西の食べ物、料理を、その土地で味わいたい! 自分で作って食べてみたい!

けだるい午後に、サンデーロースト

こんにちは、shulinkです。

 

昨日は、晴天で洗濯日和でした。

一転、今日は午後からずーと雨で、

梅雨らしい日になりました。

 

英国の伝統的な習慣として、

日曜の午後は、家族そろって、

ロースト料理を食べることが多いそうです。

この料理を「サンデーロースト(Sunday Roast)」

と言って、家庭のオーブンで料理したり、

レストランやパブ(居酒屋)で提供されたりします。

ローストビーフの他に、ポーク、チキン、ラム

などを料理する場合もあります。

 

英国人は、外食をあまりしないそうで、

それで外食産業が発達しなかったのでしょうか。

よく英国の食事は美味しくないと言われますが、

この辺りに理由があるのかもしれません。

 

家庭で、ロースト料理をする場合、

肉を切り分けるのは家長の役目だそうで、

これは狩猟民族の名残でしょうか。

 

というわけで、ローストビーフを頂きました。

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北海道産の牛もも肉を使用しています。

 

取り出すと、どすーんっと、肉の塊が

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圧巻です。

 

そして、写真下のように、薄く切っていきます。

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出来るだけ薄く切ると、

柔らかく、美味しく食べることができるそうで、

これだけの量を切っていくのは、根気が要ります。

 

そして、300gの肉塊を薄く結果が、これだ!

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やっぱり薄い方が美味しかったです。

家長は忍耐が大事ということですね。

 

英国でも、最近の若い世代では、

サンデーローストの習慣が減少しているそうです。

日本でも、正月のおせち料理やお雑煮を食べる習慣

が減っていると思いますが、伝統が廃れていくのは

時代のせいなのでしょうか?

 

では、また〜